反復性過眠症(周期性傾眠症)

反復性過眠症は、珍しい病気です。クライン・レビン症候群(KLS=KleineLevin Syndrome)と、ほぼ同義ですが、以下の説明にあるように、日本では、食欲・性欲亢進症状がない型が多く、KLSとして最初に記載されたものとは、やや異なる病型が多いようです。また、病態として、睡眠というより傾眠(意識障害の一種)であり、Kleine の最初の命名が周期性傾眠症だったため、こちらの病名も用いられましたが、ICSD2では、反復性過眠症(327.13)となっています。以下、とりあえず、WEBで見つかる情報をご紹介しますが、さらに情報を頂けると幸いです(コメントして下さい)


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●起こされても、起きることができないのは、病気ですか?

睡眠相談室への相談で、非常に多い質問です。

まず、正常な状態でも、とても起きにくい場合があります。たとえば、夜中の2時とか3時に間違い電話がかかってきて起こされた経験などが、誰でも一度くらいはあるでしょうが、相手が何を言っていたのか、最初はよくわからず、頭の「芯」が寝ていて口先だけで答えていたような感覚を持つのではないでしょうか?場合によると、微かに電話が鳴っている気はしたけど、無視したという経験をしたことがある方もいるでしょう。これは、その時に、非常に深い睡眠(段階3か4のノンレム睡眠)に入っていたからです。

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