« 昼行性と夜行性 | トップページ | 睡眠の意義 »

反復性過眠症(周期性傾眠症)

反復性過眠症は、珍しい病気です。クライン・レビン症候群(KLS=KleineLevin Syndrome)と、ほぼ同義ですが、以下の説明にあるように、日本では、食欲・性欲亢進症状がない型が多く、KLSとして最初に記載されたものとは、やや異なる病型が多いようです。また、病態として、睡眠というより傾眠(意識障害の一種)であり、Kleine の最初の命名が周期性傾眠症だったため、こちらの病名も用いられましたが、ICSD2では、反復性過眠症(327.13)となっています。以下、とりあえず、WEBで見つかる情報をご紹介しますが、さらに情報を頂けると幸いです(コメントして下さい)


反復性過眠症(recurrent hypersomnia)について:Osaka Sleep Health NetworkのHPより
http://www.oshnet-jp.org/library/suimin/060616_recurrent_hypersomnia.pdf

<一部引用>
 欧米の報告では、こうした反復性過眠症の症例では、過食や性欲亢進などを呈する場合が多いようでKleine-Levin 症候群とほぼ同義に反復性過眠症を論述しているものが多いが、日本ではKleine-Levin 症候群でみられる過食や性欲亢進をきたす症例は少なく、ほとんどの症例では反復性の過眠のみを特徴とする。過食よりも傾眠に伴い食事摂取の減少を生じ、性欲亢進という状態よりも、母親に甘えるなどのむしろ退行と捉えられる症状であることが多い。このため、日本の研究者などは反復性過眠症の1亜型としてKleine-Levin 症候群が位置づけられると考え、ICSD-2の診断分類でも反復性過眠症のsubtype としてKlein-Levin 症候群や月経関連過眠症が分類されるようになっている。なお、現在では日本においては、睡眠生理としての研究や症例報告もほとんどなされなくなったが、欧米の最近の文献よりも、その臨床的記述や病態生理に関しては、むしろ、年代的には古いものの飯島や高橋らのreview4)5)6)の方が詳しく、現在でもその価値は高い。


クライン・レビン症候群協会(英語サイト)
http://www.klsfoundation.org/

米国NIH:クライン・レビン情報(英語サイト)
http://www.ninds.nih.gov/disorders/kleine_levin/kleine_levin.htm

|

« 昼行性と夜行性 | トップページ | 睡眠の意義 »

コメント

はじめまして。過眠に悩まされている幸と申します。調べていてクラインレビン症候群にたどり着きました。毎日14時間寝ても眠いですdespair
治したくて神経内科に行ったら異常無しと言われてしまいました。睡眠時間を減らしスッキリと毎日を過ごしたいです。何かいい方法はあるでしょうか?

→睡眠障害相談室の方から、お返事しました。

投稿: 幸 | 2010年1月31日 (日) 18時52分

高校1年生の娘ですが5月中頃急に寝ぼけてうなされたなと思ったら次の日から起きれなくなりました。とにかく一日16時間ぐらい寝てしまい脳波とMRIも血液検査も異常なしで睡眠外来で反復性過眠症の疑いということで1ヶ月ぐらいで症状が治まったら再発の薬を飲みましょうということでしたがその後症状は軽減されたもののすっきりと治らず8月の睡眠ポリグラム検査を1泊で受けましたが異常なしということでした。精神的なものでは?と言われ夏休みになって少し起こせるようになってきましたが最近また11時に寝ても次の日3時ごろまでいくら起こしても全く起きれません。寝入ってから1時間ぐらいいびきをかいたり変なうなり声をあげたりするのも気になります。起きると5時間目とか6時間目でも学校には行くのですがこのままでは全くまともな日常生活も送れず困っています。なにか解決方法はないでしょうか?
_____
<オーナーより>
こちらにコメントを頂いても、返信ができませんので、「睡眠障害相談室」の相談コーナーから、相談を頂けますか?娘さんの状態は、反復性傾眠症にしては、長すぎるので、別の病気かもしれません。

投稿: 松本 | 2011年10月 6日 (木) 17時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15474/44817708

この記事へのトラックバック一覧です: 反復性過眠症(周期性傾眠症):

« 昼行性と夜行性 | トップページ | 睡眠の意義 »