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<title>粂　和彦のメモログ</title>
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<description>メモや意見をあれこれと・・・
（コメント、ＴＢ歓迎です。ただし、すぐには反映されませんので、しばらくお待ちください）</description>
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<title>偶然の一致の、偶然の一致</title>
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<description>こないだ「偶然の一致」というタイトルをつけたら、１０日後に友人が同じタイトルで書...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;こないだ「偶然の一致」というタイトルをつけたら、１０日後に友人が&lt;a href=&quot;http://nosumi.exblog.jp/10252364/&quot;&gt;同じタイトル&lt;/a&gt;で書いていました。むこうが読んだわけじゃないようなので、これこそcoincidence。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;偶然の一致に加えて、スモールワールドというのも大好きですが・・・最近、こんなことが。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;先月、ショウジョウバエの研究仲間の小さな会で、福島県いわき湯本温泉に出張しました。湯本には開業医の友人のH先生がいるので、夜ちょっと抜け出して一緒に一杯飲んで、さあ帰ろうという時に、「ところで何の会でこんな田舎にわざわざ来たの？」、「ハエの研究会」、「ふ～ん。妹の旦那も確かハエって言っていたけど、今アメリカにいるよ」「え！、どこ？」「ボストンとか言ったなあ？」「げっ？、まさかYさんとか」「え！知っているの？」「・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;研究者同士が知り合いの知り合いなんて、いくらでもあるのですけど、Yさんの奥さんは研究者じゃない。旦那は家庭教師をしていて知り合ったそうだし、そもそもH先生は内科医で研究関係じゃないネットでの知り合い。日本人のショウジョウバエの研究者はボストンに、いっぱいいるけどHさんとは近所で、家族で遊びに行ったこともある。おまけに、なんと、この小さな研究会はYさんの元同僚が始めたもの。さらに、湯本はH先生の故郷でお父様が体を壊したため、やむを得ず跡をついだ土地で、われわれは単に温泉があるから集まっただけ・・・知り合いの知り合いって、よくあるけど兄妹とは・・・まあ、ホントにこんなことも偶然とは偶然だけど、でも嬉しいです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;最後のおちは、この出張の帰りには、共同研究の打ち合わせで、スモールワールドネットワークの専門家の増田先生のラボに寄ったということかな。彼の本を宣伝して、おしまいということで。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/412101894X/ref=sleep-22&quot;&gt;&lt;br /&gt;
私たちはどうつながっているのか&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
　―ネットワークの科学を応用する(中公新書)　増田直紀著&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4062575116/ref=sleep-22&quot;&gt;「複雑ネットワーク」とは何か&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
　―複雑な関係を読み解く新しいアプローチ(ブルーバックス)　増田直紀著&lt;br /&gt;
＃友だちの元カレは、私の元カレだった・・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-12-04T21:11:33+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/coincidence-0d4.html">
<title>偶然の一致： coincidence? synchronicity?</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/coincidence-0d4.html</link>
<description>ぼくは「偶然の一致」を話題にするのが好きです。そこに何らかの（運命的な）意味があ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ぼくは「偶然の一致」を話題にするのが好きです。そこに何らかの（運命的な）&lt;u&gt;意味がある&lt;/u&gt;と考えているというよりも、それを、&lt;u&gt;意味あるものにする&lt;/u&gt;ことで、自分の人生が充実すれば良いと考えています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;つい最近も二つの「偶然の一致」がありましたが、そのうちの一つをご紹介。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;９月７日の月曜日に、イスラエルの睡眠研究者で、１０月から&lt;a href=&quot;http://en.wikipedia.org/wiki/Technion_%E2%80%93_Israel_Institute_of_Technology&quot;&gt;テクニオン&lt;/a&gt;（イスラエル工科大学）の学長になる予定の&lt;a href=&quot;http://sleeplab.technion.ac.il/Sleep/Templates/ShowPage.asp?DBID=1&amp;LNGID=2&amp;TMID=10000&amp;FID=340&quot;&gt;Peretz Lavie 博士&lt;/a&gt;が、研究室を訪問してくれました。そして、テクニオンというのは、イスラエルのＭＩＴと呼ばれるほど、イスラエルの科学の中心で、工科大学なのに医学部も併設され、イスラエルの科学・工学系の人材の実に７０％くらいを生み出しているという話を聞きました。彼は、もともとＰｈＤですが、睡眠の研究のためにテクニオンの医学部に招かれ、医学部長を勤めた後、今度は学長になるそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;実は、この日の朝、某出版社より、書評を依頼されていた下記の本が届きました。それで、ごく短時間、ページをちらちらめくっていたら、イスラエルの話に目が行き、テクニオンが、会社と間違えられて、テクニオン社と誤訳されてました。早速、夕方、彼が来たときに、この本の話をしたら、彼が医学部長の時のことだったので、この本に登場する研究者やエピソードは、よく知っているとのこと。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.ittosha.co.jp/ISBN978-4-903532-37-0.html&quot;&gt;幹細胞WARS（ウォーズ）&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
――幹細胞の獲得と制御をめぐる国際競争&lt;br /&gt;
シンシア・フォックス（Cynthia Fox）　著　西川　伸一　監訳&lt;br /&gt;
志立　あや／千葉　啓恵／三谷　祐貴子　訳&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;イスラエルで一番の大学ですから、もちろん不思議ではないとはいえ、「睡眠」と「幹細胞」という、普通は縁がないものがつながっているのは、うちの場合は、ごく個人的な事情（笑）です。また、申し訳ないけれど、「テクニオン」という名前はそれまで聞いたことがなくて、彼と会う準備のために検索して調べた直後に、本を読んだので、嬉しい synchronicity でした。おかげで、誤訳も見つけましたし（笑）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本人が好きな血液型を話題にするのは科学的ではないので嫌いですが、初対面の人とは、共通の知人や趣味を探して話題にすることで親近感がわきますし、この本が、この日に届いたのは、ぼくにとっては「意味ある偶然の一致」にすることができたようです。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-09-11T13:17:41+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-fe2a.html">
<title>新司法試験発表： 歌手（ロックンローラー）から弁護士（ロックンローヤー）に！</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-fe2a.html</link>
<description>今日（２００９年９月１０日）は、４回目の新司法試験の発表で、なんとなんと、中学高...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;今日（２００９年９月１０日）は、４回目の新司法試験の発表で、なんとなんと、中学高校時代の同級生が合格して、弁護士になりました。おめでとう！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;同級生と言っても、大学を出る頃までは、友達の結婚式やら同窓会やらで、時々、顔を見ることがあったけど、もう１０年以上、ほとんど話したこともありませんでした。でも、昨年、同窓会で会ってメルアドを聞いたので、４月に彼の店に行って、多分、大学を出て以来、ゆっくり話をしたところでした。というわけで、非常に嬉しいニュースでした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;実は、彼は、かたぎの人生を送ってなくて（ゴメン！）、高校（中学？）時代からロックにはまり、早稲田時代は新宿で歌って、その後も、&lt;a href=&quot;http://dubing.m78.com/dogberry/&quot;&gt;高円寺で飲み屋&lt;/a&gt;をやってます。４１歳になった時に、１６歳から２５年、ず～っと売れないロッカー（ゴメン！一部では知られているらしいけど。）をやってきて、あと２５年は人生が残っているから、ロックンロールに加えて、もうひとつ何かやるのも良いかと思って、弁護士を志したそうです。それからロースクールに入って、今回、めでたく合格。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;人権派弁護士を目指すかと思ったら、「人」ではなく、「動物」「環境」派の弁護士を目指す心づもりとか。いやあ、彼も４６歳。中年の星だ！頑張って欲しいものです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それにしても、同級生で、もう一人､今だに青春して歌っている（最近はピエロになっている）奴もいるし（＝＞&lt;a href=&quot;http://www.tetsuya-akikawa.com/&quot;&gt;この人&lt;/a&gt;）、ユニークな学校（＝＞&lt;a href=&quot;http://www.tokai-jh.ed.jp/&quot;&gt;ここ&lt;/a&gt;）です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;追記　2009/10/23&gt;&lt;br /&gt;
共同通信系記事と思いますが、熊本の地元紙に出てました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（こちらです＝＞期間限定&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/files/20091023.jpg&quot;&gt;「20091023.jpg」をダウンロード&lt;/a&gt;）&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-09-11T02:49:38+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-1564.html">
<title>脳科学の最前線</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-1564.html</link>
<description>２ヶ月ぶりになってしまいましたが、今日の講演会のご報告です。 http://ww...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;２ヶ月ぶりになってしまいましたが、今日の講演会のご報告です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;http://www.gsscs.kumamoto-u.ac.jp/info/01.html#seminar&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日時：平成21年8月8日(土) 13:00-17:00&lt;br /&gt;
場所： 熊本大学工学部百周年記念館&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;開会あいさつ：山村 研一 副学長&lt;br /&gt;
司会：高橋 隆雄 社会文化科学研究科長&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;積山 薫　（文学部教授）　「脳の不思議－柔らかな脳と適応する心－」&lt;br /&gt;
粂 和彦　（発生医学研究所准教授）　「脳科学は自由意志を否定するか」&lt;br /&gt;
友田 明美　（医学薬学研究部准教授）　「いやされない傷－児童虐待と傷ついていく脳－」&lt;br /&gt;
村山 伸樹　（自然科学研究科教授）　「脳とコンピュータをつなぐ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;閉会あいさつ：原田 信志 医学薬学研究部長&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;とりあえず、私の抄録は、下記です。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/files/2009hobw.pdf&quot;&gt;「2009hobw.pdf」をダウンロード&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ほぼ、この内容に沿って話しました。アフォーダンス→あほうダンス→阿呆ダンス→阿波踊りという、オヤジギャグをかましましたが・・・これは、アフォーダンスを簡単に説明するためで、「広い道と、阿波踊りのリズムが聞こえる」という「環境に存在する性質」が、多くの人に「踊り出したい」という「気持ち」をアフォードする。そして、「広場とサンバのリズム」も同じようなものをアフォードする。逆に、受け取る人が踊りが嫌いなら「なんとなく逃げ出したい」気分をアフォードするかもしれない。従来の心理学や哲学では、個人の「心」の中にある特性が、知覚を通して主観的に作り出した環境からの入力が、このような気持ちを引き起こすという見方をしていましたが、アフォーダンスの心理学的見方では、環境側に「引き起こす性質」を埋め込んでしまう点で異なります。たとえば、役者さんと台本を考えれば、役者さんは台本の内容を自分の脳内に表象する必要なく演技を行えますし、役者さんの脳の環境からの影響を考慮する必要などなく、役者さんの行動は「台本」から予測可能で、「台本」がアフォードしていると言えるのではないかと思います（この例えの部分は、ぼくの思いつきなので、深慮の必要あり！）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;いずれにせよ、今回言いたかったことは、比較的単純なことで、以下のような感じです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;デカルトのような二元論に決別をするためには、一元論的世界と向き合う必要があります。そこで使われる、物理主義と決定論的世界観の元では、従来の常識心理学的な「自己」、「心」、「自由意志」という概念は、消去されてしまいそうです。しかし、決定論的な世界にも、限られたものであるとしても、「自由」は存在しうるし、機械論的な人間観においても、「心」は存在しうる、ということが、伝えたかったことです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、たくさん、質問を頂きましたが、全部は答えられなかったので、ここで補足も含めた説明をします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まず、スライドで、阿波踊り（高知県）とありましたが、徳島県では？というご指摘、あっ、ありがとうございました。&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;穴があったら、入りたいです(^_^;)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;司会の高橋先生から、「では、自由意志が否定されてしまうような世界観の中では、責任の概念は変わるのでしょうか？」という質問を頂きました。これは、難しい質問で、まだ上手な答を持っていません。ただ、私は自由が否定されてしまうとは考えていません。「従来の素朴な理解での自由」の概念は変化して、より限られたものになると考えます。そのような「限られた自由」の中では、責任の概念が従来よりも「狭く」変わる可能性は充分あるでしょう。実際、今日の講演でもあったように、虐待が連鎖するとすれば、虐待をした両親の責任を追及するよりは、最教育を強める方向がより好ましく感じられます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;頂いた質問の中で、視覚障害のような感覚障害を持つ人に対して美術を鑑賞してもらう方法についての質問は興味深かったです。まず村山先生が、写真や絵などをスキャンして、立体ディスプレーにして示す方法を紹介されて、これは、まさに本日の発表とも関係する、技術の進歩により可能になったものですね。私は共感覚の話と、「キーキー」と「ブーバー」の例（＊）を紹介して、モダリティを超えた共感の話を紹介しました。それに対して、講演後会場から、実際、視覚障害の方に、（＊）を試した研究はあるのですか？と尋ねられました。まだ、ないと思うとお答しましたが、非常に興味深いので、少し調べてみたいと思います。たとえば、ざらざら・カクカクした表面の物体と、つるつる丸っこい表面の物体を、先天性盲の人が、「キーキー」と「ブーバ」のどちらと考えるか、という感じです。既に研究があるかもしれません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（＊）ふわふわした丸い雲のような図形と、カクカクした星形のような図形が、「キーキー」と「ブーバ」だと説明すると、人種や言葉の違いにかかわらず、多くの人が、丸い方を「ブーバ」、星形の方を「キーキー」だろうと予測する現象。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;リベットの実験で見られるような「無意識の決定」を行う脳の部位と、自分で意志決定をする脳の部位は異なるのでしょうか？という質問に対して、私たちの脳には密接に同期して働くシステムが、少なくとも２つ存在し、それらは排他的な動きをするらしいという話をしました。つまり、外部情報に注意を払っている時と、外部情報からの入力が少なく、内部に注意を払える時の二つの状態があり、片方が活性化している時には、もう一方は活動が抑制されます。これは、合目的的ですし、私たちの主観的体験とも合致しますね。何かをしていると「我を忘れ」それが終わると「我に返る」ということです。リベットの実験のように、短時間で手を動かせば、動かそうと思っている状態に気がつきません。でも、たとえば、布団の中で、そろそろ起きようと思っている時に、さあ今だと思ったのに、動き始めるつもりだった瞬間に思いとどまって、結局、もう何分かグズグズしたことは、誰でもあるでしょう。そのような時には、さあ動こうという「意志」が間違いなく「意識」されているわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
以下に答えられなかった質問を、紹介します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;●ニューロコンピュータの可能性はあるのでしょうか？&lt;br /&gt;
●それが実現したら、そのコンピュータも眠ったり、夢を見たりしますか？&lt;br /&gt;
　ネコ型ロボットは、押し入れの中で眠っているようですが・・・&lt;br /&gt;
う～ん、難しい。わかりません。m(_ _)m&lt;br /&gt;
村山先生にふるべき質問でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;●「「倫理の脳神経科学」の倫理」も、必要な気がします。例えば、「善い」と考えている時の脳の状態を知る「意義」は何でしょうか？そもそも、それは誰のための研究でしょうか？&lt;br /&gt;
　はい、倫理が必要というのは、まさしくそうですね。入れ子の入れ子になっていますが、良い悪いという判断の根底を調べて、すごく浅いものだったら、ある意味で、人間の倫理観に対する信頼感が薄れてしまうかもしれません。ただ、今日、お話したように、人間の「心」は、一つの脳の中だけに収まってしまような、ちっぽけなものではないと考えています。ですから、現状の脳科学が調べうることだけで幻滅する必要などはないだろうと、私自身は楽観視しています。その上で、誰のための研究かと問われれば、私のため、あるいは、興味のため、人間をもっと知りたいためです。少なくとも私は、「何かの役に立つから」とか「誰かのために」研究をしているという気持ちは、あまりありません。広い意味で、人類の英知を広げることにつながると考えています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;●自分で自分に約束したり交渉したりするのは、２台のコンピュータが相互作用するのと類似の状態なのですか？つまり脳の機能的に局在化した部分同士が相手のシステム内で、どのような処理がなされているのか知り得ない中で、作用し合うために、「自由意志」と呼べるようなものが生まれると考えて良いですか？また他者と自己の関係は、脳の部分同士と類似であると考えてよいですか？とすると、やはり「自己」は幻想となるんですか？&lt;br /&gt;
　そうですね・・・難しい質問ですが、他者（環境）へ注意を向けるシステムが存在する上に、自己に対して注意を向けるシステムが入れ子で存在します。強い証拠はないですし、なぜかという説明もできませんが、そのような再帰的入力があるネットワークが存在することが、「自分の心」が生まれる元になっているのではないかと、私自身は考えているので、２台のコンピュータの例とは異なると考えます。ですから他者との関係も、これとは異なります。このような「自己意識」あるいは「意識」と、「自由意志」は、同じレベルで説明できるのかどうか、すぐにはわかりませんので、答えられません。もう少し、考えてみます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;●今の社会的風潮として「自由意志による決定」ということが、もてはやされていますが、この「自由意志」を規制する要因が多々あると思います。この自由意志と心は、同質のものと考えて良いでしょうか？&lt;br /&gt;
　自由意志と心は、心の方が、より広い概念でしょうね。心の働きの中には、感じたり、考えたり、記憶したりというものもあり、その中で、行為に対する動機付けを行うのが、意志です。社会の中に、意志を規制する要因があるというのは、質問の意図が、どのレベルにあるのかわかりませんが、「自由」を狭めるような格差のようなものが多いということでしたら、同感です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;●オハイエのような市民活動に、自由意志が存在するのでしょうか？&lt;br /&gt;
　はい！集合的無意識という言葉がありますが、集合体的意志というのも、存在するんじゃないでしょうか？少なくとも、同じ目的に向かうとき、「心を一つにして」という表現を使うのは、実に適切だと感じます。拡張する心の概念に沿えば、一つの心と呼んでもよいかもしれません。&lt;br /&gt;
　そういえば、「拡張する心」で紹介した、立教大学の河野哲也先生は、発達障害の子どもの特別支援教育にもたずさわってきた先生で、弱い主体性とか、境界の不鮮明な自己の話も書かれています。（&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d145.html&quot;&gt;こちら&lt;/a&gt;も参照）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ちなみに、オハイエについては、下記を参照。頑張って下さい！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とっておきの音楽祭の映画オハイエ！&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://ohaie-movie.jp/index.html&quot;&gt;http://ohaie-movie.jp/index.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とりあえず、この段階で公開しますが、もう少し書き足すかもしれません。（８月８日２２時）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>生命倫理</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-08-08T22:01:11+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-91c4.html">
<title>ニューロエシックスの公開授業</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-91c4.html</link>
<description>熊本からは遠いところですが、公開授業をします。 6月20日(土)市民公開授業 「...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;熊本からは遠いところですが、公開授業をします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;6月20日(土)市民公開授業&lt;br /&gt;
「生命倫理学～ニューロエシックス（脳神経倫理学）」&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/event/2009/06/811800.html&quot;&gt;http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/event/2009/06/811800.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;玉井真理子さんにお声掛け頂いたのですが、初めてお会いする方も多く楽しみです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;■日時： 2009年6月20日（土）  13:00～16:40（若干延長の可能性あり）&lt;br /&gt;
■場所： 信州大学 旭総合研究棟9階 講義室A・B&lt;br /&gt;
　　　　（松本市旭3-1-1　信州大学松本キャンパス内）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■シンポジウム&lt;br /&gt;
演題1　脳神経外科治療の最前線&lt;br /&gt;
演者　 堀内  哲吉（信州大学医学部）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;演題2　脳神経科学の最前線とニューロエシックス&lt;br /&gt;
演者　 泰羅  雅登（日本大学大学院総合科学研究科）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;演題3　ニューロエシックスをめぐる各国事情&lt;br /&gt;
演者　 高木 美也子（日本大学総合科学研究所）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;演題4　イタリアにおけるニューロエシックスの議論から&lt;br /&gt;
演者 　福島  智子（松本大学健康栄養学科）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;演題5　脳神経科学と社会&lt;br /&gt;
演者 　粂  和彦（熊本大学発生医学研究所）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;演題6　脳神経科学と刑法&lt;br /&gt;
演者 　鈴木  優典（山梨学院大学法学部）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;■総合討論   司会：玉井  真理子&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>生命倫理</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-06-09T08:42:26+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-53c2.html">
<title>【書評的紹介】「生命という価値」　その本質を問う</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-53c2.html</link>
<description>熊本大学の生命倫理研究会の新論集がようやく発刊されました。 「生命という価値」　...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;熊本大学の生命倫理研究会の新論集がようやく発刊されました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4873789931/sleep-22&quot;&gt;「生命という価値」　その本質を問う&lt;/a&gt;　（高橋隆雄・粂和彦編）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;既に&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-2669.html&quot;&gt;別のエントリー&lt;/a&gt;では、少し紹介しましたが、ちょうど脳死臓器移植法改正が話題になっていますので、その話題に関係する部分を、少しご紹介します。目次は、文末に。哲学・倫理学というというと堅苦しい学問と思われがちで、まあ、半分くらいは難しい文もありますが、多彩な視点で面白い本になったと思います。この本の場合も、私は一円も儲かりませんが（笑）、お勧めです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;まず、何よりも興味深いのが、香川知晶先生の「バイオエシックスにおけるモンスター神話」。生命倫理分野では、よく人間の尊厳という価値観が使われます。しかし、たとえば植物状態（脳死ではなく）の人に対して延命治療をしないと決める時には、その植物状態の人は、既に「人格を持たない＝人間ではない」から、尊厳もないのだという議論がなされます。では、意識があった時には人間であったのに、既に、人間ではなく、でも死体でもないものは何かというと、「過去には存在しなかった新しい存在であるモンスターなのだ」という議論です。念のために書いておくと、香川先生ご自身が、「植物状態の人はモンスターだ」と言っているわけでは全くなく、あくまでも、カレン・クインラン以来なされてきた「死ぬ権利」についての議論を哲学的に考察すると、このようにまとめられるという論考です。そして、そのような存在を議論の中とはいえ想定することの含意をさらに考えていく。これが哲学・・・あるいは、社会学かな。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;終末期医療については、浅井篤先生は、「医療現場における生命に対する価値判断について」の中で、臨床医が、「この状態の患者さんは積極的治療には値しない」と判断する時には、いったいどのような「判断」をしているのかについて、考察しています。ほとんど場合、医師は「生命の質」を判断しているわけではなく、そのような判断はするべきではない。しかし、「神の委員会」の例を挙げて、医療の資源が乏しいとき・医療の効用がほとんど限られている時・予後が著しく悪いと予測される時には、ぼくの解釈では、「何も判断しないで済むわけではない」と考えているという結論かな？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もう一人、小澤竹俊先生は、「ホスピスの現場からの生命という価値―存在と生きる意味を支える援助の可能性」の中で、終末期と言われ、予後も悪いと悟った患者さんに対して、それでも援助はできるということを書いています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ある意味で対照的な二人の論考は、ぼくの考えでは、三人称的視点と、二．五人称的視点の違いかなと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、現代哲学の中で中心的な思想に功利主義がありますが、功利主義を生命に当てはめることについて加藤さんが、そのメタ倫理学的な考察を八幡先生が、さらに、そもそも、計算論的な価値判断を人間ができるだろうかという認知科学（意思決定科学という分野）の視点から平原さんが書いています。これらは、どれも面白いです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;というわけで、非常に広い範囲をカバーした本になったと編者としては、少し誇らしく思います。著者としては恥ずかしいが・・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＞＞＞＞＞&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第1部 生命は神聖か&lt;br /&gt;
生命の価値は実在するか―近代思想のメタ倫理学的回顧（八幡英幸）&lt;br /&gt;
個的人間生命の不可侵性について―トマス主義自然法倫理学的考察（宮川俊之）&lt;br /&gt;
ナチ時代における「生きるに値しない」生命の抹殺政策とキリスト教―W.シュトローテンケのプロステタント的生命価値論（トビアス・バウアー）&lt;br /&gt;
古代日本の死生観から見る生命という価値（西田晃一）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第2部 現代哲学における生命という価値&lt;br /&gt;
心・意識・人命の価値（信原幸弘）&lt;br /&gt;
生命に関する価値とリスクの功利計算は可能か?―意思決定科学の知見（平原憲道）&lt;br /&gt;
Brain-Machine Interfaceから見る生命という価値（直江清隆）&lt;br /&gt;
脳科学と生命の価値―倫理の脳神経科学としてのニューロエシックス（粂和彦）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第3部 生命倫理、法における生命という価値&lt;br /&gt;
「産」が生命倫理に語ること―「生命」の多義性（高橋隆雄）&lt;br /&gt;
生命という価値と法（稲葉一人）&lt;br /&gt;
バイオエシックスにおけるモンスター神話（香川知晶）&lt;br /&gt;
功利主義と生命の価値（加藤佐和）&lt;br /&gt;
看護の見地からの生命という価値（森田敏子）&lt;br /&gt;
看護の見地からの生命という価値―命に寄りそう看護（前田ひとみ）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第4部 生命という価値と末期医療&lt;br /&gt;
医療現場における生命に対する価値判断について（浅井篤）&lt;br /&gt;
ホスピスの現場からの生命という価値―存在と生きる意味を支える援助の可能性（小澤竹俊）&lt;br /&gt;
終末期医療に関する態度とパーソナリティ（北村俊則）&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>生命倫理</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-05-23T00:34:54+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-50e1.html">
<title>非専門家による社会的合理性～保健医療社会学会シンポジウム</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-50e1.html</link>
<description>熊本で開かれた日本保健医療社会学会のメインシンポジウムに参加してきました。 テー...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;熊本で開かれた日本保健医療社会学会のメインシンポジウムに参加してきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;テーマは 「当事者からみる医療事故と保健医療社会学」ということで、豊田さん、勝村さん、加部さんが講演しました。豊田さんは、彼女の息子さんの理貴くんが不誠実な医療の結果亡くなった後から、勝村さん、加部さんとは１０年来のおつきあいですが、３人まとまって、ナラティブな形で話を聞けたのは、非常に有意義でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;３人の話で間違いなく共通していて、ほとんどの聴衆も同意したのは、医療の根本にあるべきなのは、「正直さ、誠実さ、真摯さ」という、ごく当たり前のことだということ。そして、それが医療者個人レベルでも、医療というシステムレベルでも、尊重（評価）され、実践されるべきだということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;その点をコメンテーターの朝倉先生が、まとめたのが、標題の「非専門家による社会的合理性」という言葉です。さすが、社会学者として、素晴らしい表現と思いました。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;この言葉で、朝倉先生が指摘したのは、現在の刑事・民事の医療訴訟など医療紛争の問題点で、非専門家が、専門家レベルでの不合理性を証明したり、判断（裁判官も医療の素人）したりしないといけないことです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でも、ぼくなりにまとめると、最近の「医療崩壊」言説の中で、「患者は完璧な安全と結果を求める」、「患者は医療の限界を知らない（だから医療者は疲れてしまう）」、「医療被害にあった人が訴訟を起こすから医療が崩壊する」などがよく言われるのですが、本当にそうなのか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;患者は「医療の非専門家」であり、非専門家が専門家に求めるのは、「普通の人が普通に求めること」であり、それは、「患者のために一所懸命やって下さい」とか「悪い結果になっても、嘘をついてごまかすのはやめて下さい」ということである。そのレベルの「非専門家による社会的合理性」が満たされているのなら、医療という専門分野の中での「専門家の考える合理性」には、「非専門家」は判断をゆだねざるを得ないし、一定レベルの透明性と公正さがあれば、その判断を受け入れるだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;勝村さんが、ほぼ全ての医療裁判は、「カルテのねつ造や嘘との戦いで、一番最悪なのは、明らかな嘘以上に、微妙に（素人にはわかりにくく）医療側に有利になるように巧妙に意図された証言や、訴えている患者がヘンだという人格攻撃だ」というのは、まさにその部分を言っています。その医療が良い悪いという予断なく、またそれを目的とせず、虚心坦懐に、何が行われ、何が起きたのかが正直に明かされ、その時の医療行為が、「素人が納得できるレベルの誠実さ」をもって行われたことが確認できれば、訴訟なんか誰もしないということです。勝村さんほどではないにせよ、ぼく自身も多数の医療裁判をいろいろな角度から見てきたので、この言葉には同感です。そして、そのためには、一度、患者側が不信感を持ってしまうと、寄って立つものがなくなってしまう以上、悪い結果が起きた当初から、さらには普段の医療行為の段階から、不誠実と思われたり、嘘と思われるような対応をしないことが最重要。面白かったのは、医療裁判や紛争を経験した人たちに聞くと、事故後に、「これはきっと事故に違いない」という確信を持つ瞬間というのがあり、多くの場合、それは、医療側が「自分たちに責任はない」という感じで、何かを隠し始めたと感じた瞬間だということです。これは、医療者側は知っておくべきことだと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さらに勝村さんは高校の先生なので、モンスターペアレント言説について尋ねてみました。彼によると、これらの言説を流布しているのは、「管理職レベルの教師」と、「同僚が見ていて、（教師の側に）問題があると思われる教師」がメインで、最近になってモンスターペアレントが特に増えているなどという印象はないということ！！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;先日、村上陽一郎先生が新聞に投稿していたように、モンスターペイシャントという言説も、一部の「指導的立場にある医師」と、「ネット医師という、同僚が見ていて問題がある医師」によるものだということに気がつきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;村上先生のコメント（&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/files/murakami.pdf&quot;&gt;murakami.pdfをダウンロード&lt;/a&gt;）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;こういうモンスター言説が教育や医療で広がるとしたら、まさに教師や医師の側に、問題が広がっているのではないかということを懸念しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（追記）「ネット医師」が作り出したデマについて、&lt;a href=&quot;http://www.iryo-bengo.com/general/press/pressrelease_detail_31.php&quot;　target=&quot;new&quot;&gt;こんな声明&lt;/a&gt;も出されています。いかにも、内部情報のように語られた言葉には、良心的な医師ほどだまされ易いかもしれません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;企画をされた石原明子先生、佐藤哲彦先生、お疲れさまでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
＞＞＞＞＞&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以下、プログラム概要&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第35回日本保健医療社会学会大会　プログラム概要等&lt;br /&gt;
http://square.umin.ac.jp/medsocio/index.htm&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Ⅰ．大会開催要綱&lt;br /&gt;
１．日程：2009年5月16日(土)、17日(日)&lt;br /&gt;
２．会場：熊本大学黒髪キャンパス（熊本県熊本市黒髪2丁目４０－１）&lt;br /&gt;
（JR九州鹿児島本線熊本駅（特急停車駅）下車、駅前より産交バス「楠団地」（陣内経由を除く）「竜田駅前」「武蔵丘」行きで「熊本大学前」下車すぐ）&lt;br /&gt;
大学教育機能開発総合研究センター講義棟&lt;br /&gt;
３．大会長：田口　宏昭（熊本大学文学部）&lt;br /&gt;
４．プログラム&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;○5月16日（土）&lt;br /&gt;
12:00　　　　　　 受付開始&lt;br /&gt;
13:00 ～ 15:00 　一般演題セッション&lt;br /&gt;
15:10 ～ 15:30 　大会長挨拶&lt;br /&gt;
15:45 ～ 18:15 　シンポジウム 「当事者からみる医療事故と保健医療社会学」&lt;br /&gt;
パネリスト&lt;br /&gt;
　　　　豊田郁子氏（新葛飾病院医療安全対策室）&lt;br /&gt;
　　　　勝村久司氏（医療情報の公開・開示を求める市民の会）&lt;br /&gt;
　　　　加部一彦氏（愛育病院新生児科）&lt;br /&gt;
コメンテーター&lt;br /&gt;
　　　　朝倉隆司氏（東京学芸大学教育学部養護教育講座）&lt;br /&gt;
　　　　石原明子氏（熊本大学大学院社会文化科学研究科）&lt;br /&gt;
司会　佐藤哲彦　（熊本大学文学部）&lt;br /&gt;
18:30～ 懇親会&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;○5月17日（日）&lt;br /&gt;
08:30　　　　　　　受付開始&lt;br /&gt;
09:00 ～ 11:00　　 看護･リハ系演題ポスターセッション（特別企画）・一般演題セッション&lt;br /&gt;
11:10 ～ 11:55　　 総会&lt;br /&gt;
11:55 ～ 12:00　　 第3回日本保健医療社会学会奨励賞授賞式&lt;br /&gt;
12:00 ～ 12:50　　 昼休み&lt;br /&gt;
13:00 ～ 13:50　　 教育講演「水俣病における科学と社会」&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　浴野成生氏（熊本大学大学院医学薬学研究部）&lt;br /&gt;
14:00 ～ 16:00　　 ラウンド・テーブルディスカッション&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;５. 特別企画「看護・リハ系ポスターセッション」について&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>生命倫理</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-05-17T11:59:14+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-2669.html">
<title>意識に上るとは、どういうことか？　脳神経科学と自己</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-2669.html</link>
<description>先日のセミナーの内容の簡単なご紹介です。 話された内容も書いたつもりですが、感想...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-a607.html&quot;&gt;先日のセミナー&lt;/a&gt;の内容の簡単なご紹介です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;話された内容も書いたつもりですが、感想だったり、ぼくの意見・解釈だったりが多いので、あくまで私的まとめです。なお、メモを書き込んだ汚いものですが、当日配布されたレジメもアップしておきます。&lt;br /&gt;
ＰＤＦファイル（約600Kbyte）です。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/files/1.pdf&quot;&gt;「熊大・東大合同セミナーレジメ.pdf」をダウンロード&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;●「マインド・コントロールの脳神経倫理学―ニューロマーケティングと消費者の自律性―」&lt;br /&gt;
（小口峰樹　東京大学大学院総合文化研究科博士課程）　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;従来のマーケティングでは、depth interview, focus group, loyalty card などを用いた調査が主流だった。これらは「意識」的な購買理由を問題にしているが、１．脳機能画像法などが進歩して手軽に使えるようになってきたこと、２．認知心理学の進歩から、意志決定の「意識的」理由に対する信頼性が揺らいだこと（choice blindness などの研究）などから、マーケティングに神経科学的手法が持ち込まれ、無意識的な情報の調査分析がなされるようになっている。しかし、これは、意識のレーダーに捕捉されない「ステルスマーケティング」につながるのではないかという懸念がある。そもそも、ステルスマーケティングは、なぜ非倫理的なのか？という点について考察すると、「意識的な同意」がないということは、「反省的な自己評価」を伴わないことであるから。また、フランクファートの言う、１階の欲求を満たしても、２階の欲求を満たすことにならないから、など。小口さんは、科哲の若手ホープ！とのこと。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;cf. フランクファートの議論など、下記が参考になる。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot; http://www.nanzan-u.ac.jp/ISE/japanese/database/discourse/2005sasaki.html&quot;&gt;http://www.nanzan-u.ac.jp/ISE/japanese/database/discourse/2005sasaki.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www9.plala.or.jp/seiyuh/frankhurt.summary.pdf&quot;&gt;http://www9.plala.or.jp/seiyuh/frankhurt.summary.pdf&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
●「歴史的事例に見る脳科学の疑似科学的言説とその社会的影響のパターン――19世紀フランスの骨相学論争とその反対者・賛同者達――」&lt;br /&gt;
（隠岐さや香　東京大学特任研究員）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;隠岐さんは科学史出身とのことで、この分野では古典である骨相学のガルを取り上げた。彼女が興味を持ったのは、ガルが、アカデミー、専門家、そして一般大衆に対して、異なる戦略の発表をしていたという点で、たとえばアカデミーに対しては、脳の解剖学についてのみ話し、自分で考えついた骨相学理論そのものは触れず、逆に、大衆向けには、自分の理論の応用面ばかり強調して話したということ。今風に言う、サイエンスコミュニケーションの走りみたいだということで、ぼく自身、現在の脳科学者の市民向けの発言に関して、疑問を持つことが多いので、とても参考になった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
●「エンハンスメント論における健康概念」&lt;br /&gt;
（田口周平　熊本大学大学院社会文化科学研究科博士課程）　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;田口君は、エンハンスメントは、「健康を保つ&lt;strong&gt;以上&lt;/strong&gt;の改良（改変）を行うこと」と定義される以上、「健康」って何だ？ということで、二つの健康の概念について説明した。一つは要素的（analytic）な視点で、Booseの生物統計理論、もう一つが全体的（holistic）な視点で、Nordenfeltの健康のウェルフェア理論だった。・・・が、これらの概念は、やはり疾病との関係、医療との関係で使われてきたため、それより「上」を語るのには、どうも今ひとつしっくりこないという感じがした。もう少し頑張って下さい！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
●「長期記憶を操作する技術と〈ほんもの〉という理想」&lt;br /&gt;
（中澤栄輔　東京大学特認研究員）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;薬物や脳への介入により、記憶という能力を操作することが可能になっている。たとえば悪い記憶を消去したり、記憶力を強くしたり、コンベンショナルな努力なく新しい記憶を持ったりすることの倫理問題は何か？&lt;br /&gt;
人格の同一性が損なわれることは非倫理的とされるが、人格の同一性とは何をもって言うのか？特に、よく生きること Well-being の中核的概念ととらえられている＜ほんもの＞（Autheticity）という概念は、本来は自己実現のために、自己を変革していくことを含むが、それと人格の同一性の関係も不明瞭である。&lt;br /&gt;
中澤さんの議論は、全部、きちんと理解できていないが、人格同一性を、質的と量的（qualitative, quntitative）に分けて、前者はより不可侵であり、後者はより変えても良いというマップをしたこと。また、この後者について、authenticityという概念を導入するが、その中で、Taylor の言う「自己実現」「他者による承認」「アイデンティティ」という３条件のうちの前二者を使うとのこと。「他者による承認」というのは、下條さんのサブリミナル・インパクトに出てくる、すばらしい発見が行われる時の二要素の一つでもあったことを思い出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Authenticityを巡るあれこれ&lt;br /&gt;
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070508/1178602180&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;●「意識に上るとは、どういうことか？」&lt;br /&gt;
（粂和彦　熊本大学発生医学研究所准教授）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ぼくの発表のレジメは、下記のＰＤＦファイルを参考。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/files/ho.pdf&quot;&gt;「粂ハンドアウト」をダウンロード&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4873789931/sleep-22&quot;&gt;最近発刊された論集&lt;/a&gt;に書いたのだが、クリックが著書で書いたように、「こころ」とは、無数の神経細胞が作り出すものに過ぎない、というように脳神経科学者が語ることに違和感がある。というのは、「○○に過ぎない」とうのは、基本的には「価値が低い」という、価値判断を含意するからだ。しかし、そうなのだろうか？宗教を信じていた時代ならいざ知らず、一元論的世界観が、ある程度社会的地位を得ている現代で、素朴心理学的な「私」や「こころ」に対する理解が間違っているからといって、「私」や「こころ」の価値が何がしかでも下がるのであろうか？と、考えると、このような表現は、「良くない」のではないだろうか？というのが、ぼくの最初の問題意識であり、&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-aa8c.html&quot;&gt;以前書いたエントリー&lt;/a&gt;にも通じる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回話した内容はハンドアウトに書いた参考資料を読んだだけのレベル。包括的な準備・能力不足で、進歩のない、つまらない発表だったと思われる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
●「道徳的判断と動機」&lt;br /&gt;
（信原幸弘　東京大学大学院総合文化研究科教授）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;道徳的判断(moral judgement)において、動機内在主義、つまり、認知と欲求が区別される通常の行為の判断と異なり、動機（行為の欲求）が＝判断であるという立場がある。しかし、ロスキースらは、ＶＭＰＦＣ損傷患者は、道徳的判断はできるが動機は欠く（○○した方が良いと思うが、○○したいとは思わない）ことから、動機内在主義は間違っているとしている。（&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-e658.html&quot;&gt;脳神経倫理学&lt;/a&gt;の第２章の議論）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;信原先生は、この議論についての判断とは別に、動機内在主義を実現するための神経モデルが考えうるかという点について、マクダウェルの「欲求内包的世界把握」と、ミリカンの「オシツオサレツ表象」を引いて、不可分の神経基盤において、動機と判断が同時になされる（つまり、動機＝判断となる）可能性があり、また、そのシステムが動機外在型の通常のシステムとハイブリッドになって存在する可能性を示唆した。また、それが実装されているかどうかは哲学的な問題ではなく、経験的な問題であるとした。全く同感。ここである音を聞くと、ある味を感じてしまうというような共感覚についてのコメントが会場からあった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;二つの「合理性」概念－－J.McDowell的(*001)「道徳的実在論」の批判的検討－－&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.edu.shiga-u.ac.jp/dept/e_ph/dia/0791.html&quot;&gt;http://www.edu.shiga-u.ac.jp/dept/e_ph/dia/0791.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ミリカン『意味と目的の世界』(7)&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://d.hatena.ne.jp/charis/20070622&quot;&gt;http://d.hatena.ne.jp/charis/20070622&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なお、蛇足ながら、ぼく自身は、このＶＭＰＦＣ患者たちのしている道徳的判断は、たとえ答の内容が同じでも、彼らが病気になる前にしていた判断と同じ基準に基づいているとは考えないので、このような患者の存在が動機内在主義を否定するとも考えない。つまり、実際、彼らの答は、微妙な部分（トロリー問題のような）で、健常者と異なるとされ、それは、多分、彼らが病気になる前とも異なることを示唆する。とすれば、これを、道徳的判断と呼ぶことそのものが間違っているのではないだろうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;たとえば、私達が道徳的判断をするときには、理性よりも、直感を大切にしている気がする。そして、その直感に重要な役割をしているのは、その問題を考えたときに、どきどきするかどうか、などの身体感覚による部分も大きい。昨年の論集にも書いたが、極端な言い方をすれば、心臓の脈拍を押さえる薬を飲んでいる時に私達がする判断は、飲んでいないときとは、微妙に異なる可能性がある。とすれば、それは「質的に」異なる判断なのである。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
●「自由意志と賭けとしての自己決定」&lt;br /&gt;
(高橋隆雄　熊本大学大学院社会文化科学研究科教授)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;科学の発展が示すのは、世界がある意味で決定論的であり、その中で脳神経科学は自由意志を否定する試みをしているように見受けられる。そのような決定論的世界の中で生きることに意味について考察する中で、高橋先生は、自己決定と「賭け」の類似性を見出す。「賭け」は結果を目指すだけではなく、「賭け」に参加することそのものに価値があるという見方から。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回は、九鬼周造（う・・・っ、だめだ、ついていけないが・・・）の偶然・必然・運命愛を引き合いにして結論を強化する。われわれの生は、形而上学的な必然であったとしても、その原初の部分で原始偶然である。これは他者でもありえた我、という考え方から、運命愛に通じる（そうである。）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;つまり、行為をする意図の中には目的的必然があるが、行為は目的的偶然を本質とする。そして、行為をすることで、偶然としての結果が起き、それを受容・学習することで、行為をすることそのものが価値を持つことになる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;議論を完全に理解しているか疑問はあるが、この結論には「賭けたい」と思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;児玉先生の話は、直接関係しないので省略します。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>生命倫理</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-05-11T18:25:54+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-a607.html">
<title>意識に上るとは、どういうことか？</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-a607.html</link>
<description>なんだか当たり前そうな、でも、とてもつもなく難しそうな、タイトルの話をします。 ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;なんだか当たり前そうな、でも、とてもつもなく難しそうな、タイトルの話をします。&lt;br /&gt;
内容は、次のエントリーに書きました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;熊大・東大合同セミナー「脳神経倫理学を中心とする生命倫理」&lt;br /&gt;
・日時：２００９年５月９日（土）　１２時３０分～１８時３０分&lt;br /&gt;
・会場：熊本大学くすの木会館レセプションルーム（黒髪北地区）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;発表題目、発表者（発表時間１５分　質疑応答１０分）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;１．「日本の卵子提供型体外受精・胚移植の生命倫理的問題点の整理分析と医療現場への指針―法整備に取り組む立法府への提言－」&lt;br /&gt;
（児玉正幸　鹿屋体育大学体育学部教授）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;２．「マインド・コントロールの脳神経倫理学―ニューロマーケティングと消費者の自律性―」&lt;br /&gt;
（小口峰樹　東京大学大学院総合文化研究科博士課程）　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;３．「歴史的事例に見る脳科学の疑似科学的言説とその社会的影響のパターン――19世紀フランスの骨相学論争とその反対者・賛同者達――」&lt;br /&gt;
（隠岐さや香　東京大学特任研究員）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　（休憩２０分）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;４．「エンハンスメント論における健康概念」&lt;br /&gt;
（田口周平　熊本大学大学院社会文化科学研究科博士課程）　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;５．「長期記憶を操作する技術と〈ほんもの〉という理想」&lt;br /&gt;
（中澤栄輔　東京大学特認研究員）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;６．「意識に上るとは、どういうことか？」&lt;br /&gt;
（粂和彦　熊本大学発生医学研究所准教授）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　（休憩２０分）　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;７．「道徳的判断と動機」&lt;br /&gt;
（信原幸弘　東京大学大学院総合文化研究科教授）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;８．「自由意志と賭けとしての自己決定」&lt;br /&gt;
(高橋隆雄　熊本大学大学院社会文化科学研究科教授)&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>生命倫理</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-05-07T00:02:12+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-38bb.html">
<title>えにしの会：　ことしもまた、縁を結ぶ会</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-38bb.html</link>
<description>「秘密結社」みたいだという表現もあり笑いましたが、いつも楽しみにしている会で、今...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「秘密結社」みたいだという表現もあり笑いましたが、いつも楽しみにしている会で、今年も、勉強になる話、元気の出る話を、たくさん聞いてきました。３００人以上の盛況で、年に一度だけお目にかかる人も多く、お別れするときは、４月なのに「良いお年を！」でしたが（笑）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;内容は、&lt;a href=&quot;http://www.yuki-enishi.com/enishi/enishi-00.html&quot;&gt;ホームページ&lt;/a&gt;を参考にしてもらうとして、第一部の話からは、社会福祉・医療・介護・教育など、本来、政治・行政が最も関与すべき部分が、政治・選挙上の争点にならないということが、日本というシステムの欠点だという思いを強くしました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;アメリカに住んで印象に残ったことの一つが、州知事選挙や市長選挙のたびに、政策ごとの住民投票が同時に実施されていたことです。たとえば、ぼくが住んでいた頃に、マサチューセッツ州では、消費税の引き下げについての投票があり、住民は、これを「&lt;strong&gt;否決&lt;/strong&gt;」しました。本当に感動しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;一般に共和党＝小さな政府・保守系、民主党＝大きな政府・革新系ですが、たとえば、国際関係ではアメリカを強くしたいからブッシュを支持するけど、国内では福祉を充実して欲しいから、消費税は下げなくてもよいという意見の住民だっているわけですから、党単位で、すべてが二者択一ではないわけです。その意味で、首長や議員を選んで一任するだけでなく、いくつかの重要な政策については、住民の賛否を直接問えるシステムは、市民のリテラシーや政治への関心を上げると思います。「定額給付金」をばらまくのではなく、税金などの負担を上げるという、一定の痛みを伴う政策でも、目的に納得できれば、はっきり支持するという市民を育てられるシステムが、日本にも欲しいと思いました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;２部では、&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d145.html&quot;&gt;あややさん、熊谷さん&lt;/a&gt;とお話しできたのが嬉しかったし、彼らの活動に敬意を表した表現をすれば、「研究対象」として、とても興味深かったです。あややさんは、夢と現実の区別がつかないことがあることを、（現実への）「夢侵入」と表現していますが、この症状はナルコレプシーの人もよく経験することで、時々相談を受けますし、また私たちが、どのようにして現実と夢を区別しているのかという哲学的＆脳科学的な問題にもつながります。この点については、いつかもっと詳しく書いてみたいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、病院で、本当のことを話す運動を続けている内野先生、そのサポートをしている伊藤先生の話も良かったです。きちんと事実が共有できれば、ほとんどの医療裁判はなくなる、という勝村さんがいつも言っている意見の根拠になりうるものでした。この話も、また別の機会に詳しく書きたいですが、少なくとも現在行われている医療裁判の多くは、（医学的な）事実関係を争っている（事実の共有ができていないことが原因）というのが勝村さんの観察です。（追記：&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-50e1.html&quot; target=&quot;new&quot;&gt;こちらのエントリー&lt;/a&gt;でも触れました。）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;聾者として、初めて薬剤師になった早瀬さんは、実はとても若い女性で、今さらながらですが、つい最近まで&lt;a href=&quot;http://www.dpi-japan.org/friend/restrict/&quot;&gt;欠格条項&lt;/a&gt;が、多くの人をあきらめさせていたことを再認識しました。我々が持っているステレオタイプ（偏見という意味ではなく、固定観念という意味・・・たとえば、目が見えなかったらレントゲンは読めないから、医師にはなれるわけはない、というような・・・）を変えていくことが、今でも重要と思います。考えてみれば、「健常」とされる人だって、「できないこと」の方が多いわけで、「できること」で、社会参加しているわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;続く、２次会、３次会、４次会では、ホントにいろいろな人と話しましたが、何人かとの話の中で共通して感じたのは、同世代（若者でも、高齢者でもない世代・・・笑）的な問題として、やはり生き方、生きがいの問題かな。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.fukuzawa-keiko.com/02-00/&quot;&gt;福沢恵子&lt;/a&gt;さんからは、リカレント教育の話を聞きましたが、再就職・再チャレンジをする女性にとって必要なものは、職業的なスキル以上に、自分自身に対する肯定感であることが多く、そのために自分の人生の相対化がうまく働くことがあるというのは、なるほどでした。一つの方法論として、彼女の講座に集まった人同士の間で、「自己年表」を作ってもらい、お互いの人生についてポジティブなフィードバックを返しあうことをするそうです。そうすると、専業主婦を続けてきた人と、キャリアを続けてきたけど転職を考えている人、モラトリアム的な時間をすごしてきてしまった人、いろいろな経歴を持った人が、お互いに自分の人生を見直せる。自己啓発セミナー（良い意味で）ですね！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あと、いつも元気な友人が、「ねえ、私、うつ病になって、しばらく休んでたの！」って、元気に（笑）教えてくれました。いや、元気になってたので、笑い話で良いですけど、彼女くらい元気な人でも、やっぱり立ち止まって、ちょっとお休みすることが必要になることはある、というのが、ぼくの解釈。まあ、盆暮れの短い休みでリフレッシュできるレベルのこともあるでしょうけど、１０年に一度くらいは、人生を見直せるくらいの時間があると良いなあと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;長くなったので、中野先生、埴岡さんの仕事は、よく聞いてますし、他にもいろいろ教えてもらったこと、省略します。m(_ _)m&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-04-27T22:45:25+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-42ed.html">
<title>ののちゃん</title>
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<description>朝日新聞が４月から週末の特集紙面を刷新して、「ののちゃんのDO科学」コーナーが土...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;朝日新聞が４月から週末の特集紙面を刷新して、「ののちゃんのDO科学」コーナーが土曜の「be on Saturday」に移動するとのことで、その第一回のテーマの取材を受けました。それが、今日（４月４日）、掲載されました。内容は、「春になると、なぜ眠くなるの？」という質問に答えるものですが、実は意外に難しい質問で、よくわかっていない部分も多く、記者の方が苦労して、うまくまとめてくれました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;そういえば、同じコーナーで、「夢はなぜ見るの？」という質問にも答えたことがあります。こちらは&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/402250045X/sleep-22&quot;&gt;単行本に&lt;/a&gt;も入れてもらいましたが（帯にまで使われたのに、最近気づいた）「夢を見る時には、脳は眠っていなくて、起きているから」と真面目に答えたのですけど&lt;img class=&quot;emoticon happy01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/happy01.gif&quot; alt=&quot;happy01&quot; /&gt;、やっぱり「夢は、自分の人生や社会を良くしていくために見るんです」と答えれば良かったかもしません。別の新聞で「良い初夢を見る方法」を聞かれた時には、夢の内容を自分で制御するの難しいので、「夢は夜ではなく、昼間に見て下さい。想像力をたくましくすれば、たくさんの良い初夢を見られます」と答えましたし。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ところで、ののちゃんのコーナーは、残念ながらネットには掲載されないのですが、久しぶりに朝日新聞のホームページをいろいろ見て回ったら、ずいぶん変わってました。ニュースサイト以外にも、無料で、これだけいろいろなものがあると、紙面との差別化も必要でしょうね。それに、「朝日・日経・読売　よみくらべ」などというコーナーがあるのも、時代の流れを感じます。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-04-04T10:17:06+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-f24f.html">
<title>退任・卒業の季節：崎元学長、学生・・・息子</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-f24f.html</link>
<description>この季節は忙しくて、なかなか書き込む時間がありませんでしたので、いろいろまとめて...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;この季節は忙しくて、なかなか書き込む時間がありませんでしたので、いろいろまとめて・・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今日（３月２６日）は、熊本大学の崎元達郎学長の退任記念講演＋パーティでした。（「さき」元先生の、「さき」は崎の右側の「大」が「立」の「﨑」が正しいですが、マックなどだと表示されませんので、崎で代用します）　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;崎元先生が学長になって６年半、うちの夫婦が熊本大学に赴任したのが７年前ですから、ほとんど崎元学長の時代に仕事をしてきたことになります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;崎元先生が学長になった当時、国立大学は法人化前夜で、ぼく自身は当時・副学長で広報・将来戦略？担当だった平山忠一副学長に「召喚？」されて、彼の直属のワーキング・グループで熊大の広報を４年ほど手伝いました。予想外に大変でしたが、これまで知らない分野の勉強もでき、人脈も広がり、楽しい経験でした。また、かみさんも、昨年からは学長特別補佐をさせてもらっています。そのため、熊大くらい大きい組織だと普通はあまり大学そのものの運営に関与できる機会は少ないのですが、多少は貢献できたと思います。また、崎元先生には、ぼくがＳＳＨ指導員をしている鹿児島の池田高校に講演に来て頂くことができて、大変お世話にもなりました。多分、学長時代は忙しすぎて、あんな感じで高校生に学問を語る機会は少なかったのではないかと思いますので、学長の専門の「橋」の話を聞くことができたのも、ぼくにとってはラッキーでした。崎元先生の時代は、学長職がもっとも大変だった激動の時代で、それを斜めからですが、見させて頂くことができたは良い経験でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;時間が戻りますが、３月６日は薬学部長の小田切優先生の退官記念講演でした。ぼくは、学部長としての小田切先生しか知らなかったので、研究者としての講演を本当に楽しそうにされているのを聞けたのは、同じ研究者として、非常に嬉しかったです。懇親会で、学長代理（？）の西山副学長が、「専門外の者には、とてもついていけない話ばかりを、どんどんされるのを聞いていて、先生がいかに研究が好きか、よくわかりました」と冗談を言って、受けていましたが、まさにご自分の中では、学部長職はサイドワークだったのでしょう。まあ、とはいえ、小田切先生の在任期間は、薬学部の４年制から６年制の移行、大学院化（熊大は医学部と薬学部が研究部として合併した）など、崎元先生とは違う意味で、激動の時代で、サイドワークとしては大変過ぎる仕事だったと思います。お疲れさまでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さらに戻って、その前の３月４日は、熊大医学部の総合診療部の木川和彦教授、解剖学の児玉公道教授、公衆衛生の上田厚教授の退職記念講演会でした。木川先生は、もともとアカデミーではなく、市中病院で臨床をずっとされてきた先生で１０年前に熊本大学に赴任されました。そして、医学教育と総合診療という、旧態の医学部では重視されなかった部分を担当されて、臨床前教育改革（ＣＢＴ＋ＯＳＣＥの導入）、臨床研修必修化への対応など、これまた医療制度改革の激動の時代を過ごされました。彼の作った「クリクラナビ」という教科書は、現在、全国で多くの医学生が使っています。こうやって見てみると、どの分野も、この数年は変化が大きかったようです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;児玉教授の学問的な話を聞くのは、実は今回が初めてでしたが、非常に面白かったです。特にマクロの解剖実習を丁寧に進める中から、さまざまなdeviationを見つけて、それを動物などの比較解剖学的に追求していくという方法論は、博物学そのもので、ぼくが一番最初に教えを受けた養老孟司先生の世界でした。養老先生も、当時は「ジャコウネズミは下腿の筋肉が一本多いんだよ。不思議だよね。面白いよね。」って言ってました・・・学生教育に熱心で、学生から慕われる（怖がられもしていたようですが・・・）理由もよくわかりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;上田先生とも、いろいろご一緒することはあったのですが、研究の話をお聞きしたのは初めてで、やはり感銘深い話でした。特に労働現場での保健・衛生というのは、病院で病気だけを診ている我々のような医師には、なかなか手が出せない部分ですが、医療としても重要だということを実感しました。退官後もＮＰＯを作って、アカデミーと現場をつなぐような仕事をされるとのことで、大変勉強になりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;退官講義というのは、どんな分野であれ、多くの時間をかけた仕事が凝縮されて、自分の仕事と関係はなくても非常に面白いものなのに、熊大では聴衆が意外に少ないのは、何だか、とても勿体ない気がします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そういえば、前学長の江口吾朗先生が瑞宝重光章をもらい、１月２６日に、そのパーティもありました。お目にかかるのは、久しぶりで、お目出度さよりも、奥さまが亡くなられたことの方が気になる会でしたし、その日は主役だったので、お話する時間があまりありませんでした。今日の崎元先生のパーティでもお目にかかることができたので、いろいろお聞きしたところ、イモリの遺伝学を今でも続けていらっしゃるとのこと。来年くらいには、久しぶりに論文も書きたいとのことですし、大きな手術を乗り越えられたそうですが、お元気そうで何よりでした。それにしても、科学を楽しめるというのは、いいですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
前後しますが、うちの学生さんたちも卒業の季節で、先週送別会をして、昨日が卒業式でした。今年の修士は二人とも臨床検査技師で、卒後就職していきますし、昨年卒業して１年間、研究員として実験を手伝ってもらった人も、別のラボに就職です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あと・・・長男も東大（理２）に合格したので、４月には家を出ます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;例年よりも１０日くらい早く、桜が満開になった熊本で、別れの多い、なんとなく淋しい春です。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-03-27T01:11:01+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d145.html">
<title>書籍紹介：ゆっくりていねいにつながりたい</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d145.html</link>
<description>これまで書評という題でエントリーを書いてきましたが、内容に比して大袈裟なので、感...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;これまで書評という題でエントリーを書いてきましたが、内容に比して大袈裟なので、感想というカテゴリーで、もっと気楽に書くことにしました。&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-9cbc.html&quot;&gt;最近のエントリー&lt;/a&gt;で、発達障害を取り上げたので、その関係で非常に面白かった本を紹介します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;発達障害当事者研究：ゆっくりていねいにつながりたい&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4260007254/sleep-22&quot; target=&quot;new&quot;&gt;http://www.amazon.co.jp/dp/4260007254/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;医学書院の白石さんの作っているケアを開くシリーズの一冊ですが、期待通り面白かったです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;発達障害は、最近、ようやく広く認知されるようになったのですが、外から見たパーソナリティの特徴が記載されることはあっても、内面からどう見えるかを書いた本は少なかったですし、特に、著者の綾屋さんは、心的というよりも身体的感覚の面での問題を中心に取り上げていることが、新鮮でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;同様の本としては、ドナ・ウィリアムズの「&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4102156119/sleep-22&quot; target=&quot;new&quot;&gt;自閉症だった私へ&lt;/a&gt;」（新潮文庫）があります。これを読んだときに、子どもを見る見方が変わりました。また、自閉ではなく、統合失調症の当事者の話ですが、「&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4806313637/sleep-22&quot; target=&quot;new&quot;&gt;心を乗っとられて&lt;/a&gt;」（森実恵著・潮文社）では、医師のくせに、統合失調症の方の内面を何も知らなかったことを思い知らされました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また母親の本なので、本人の視点は少ないですが、家族も「障害者家族という当事者」ですし、桐生由美子さんの「&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4899760051/sleep-22&quot; target=&quot;new&quot;&gt;わたしは息子から世界を学んだ&lt;/a&gt;」も、良かったです。副題の、「普通の人」の生き方をゆさぶる、自閉症のピュアで豊かな内面世界、というのが素敵なフレーズです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;発達障害は、成長・成熟期に問題が顕在化すれば、「発達障害」と呼ばれますが、大人になった後では、パーソナリティ障害の類型に入ることも多いでしょう。「&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4569635253/sleep-22&quot; target=&quot;new&quot;&gt;パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか&lt;/a&gt;」（岡田尊司著、ＰＨＰ新書）は、本人、そして周囲の援助者向けの具体的な対策にも触れられていて、非常に読みやすいです。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>読書感想文</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-02-18T11:33:07+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-1d8c.html">
<title>桑山紀彦医師と中東紛争</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-1d8c.html</link>
<description>今朝、少し寝坊してＮＨＫラジオを聞いていたら、桑山紀彦医師のインタビューを放送し...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;今朝、少し寝坊してＮＨＫラジオを聞いていたら、桑山紀彦医師のインタビューを放送していました。岐阜県出身で、ぼくと同じ８７年に医師になったとのことで、とても親近感がありましたし、メモしておきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;彼は、これまでさまざまな国際医療支援を続けてきた人ですが、最近も空爆が始まった後のガザに入ったそうです。彼のさまざまな経験の中でも、本当に戦闘が近くで起きている地域に入ったのは初めてのことだったそうで、大変な状況を目の当たりにしてきたそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;桑山医師のＮＰＯ　「地球のステージ」&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.e-stageone.org/&quot;&gt;http://www.e-stageone.org/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;彼は精神科医ですし、近くに爆弾が飛び交い、友人が殺されたりする場にいる子どもたちの心について、とても心配をしていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、帰国する時に二つのことを言われたというのが、印象に残りました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;まず、彼に対する感謝で、遠い日本から自分たちのことを心配して来てくれた人がいるということは、ガザの人にとって、かけがえのない心の支えになったということ。そして、日本に帰国したら、こちらの様子を多くの人に知らせて欲しい、それは同情をして欲しいとかイスラエルを批判して欲しいということではなく、自分たちがもっとも恐れるのは、他の国の人から忘れられてしまうことだからだ、ということでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;自分が、そこにいるということだけで感謝されること、それは自分の存在そのものに肯定感を与えることですから、桑山医師もやりがいがあるのでしょうね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;目の前を爆弾が落ちてくるという話から、私の母から聞いた名古屋の空襲の話を思い出しました。母の家は、名古屋の中心にあり、そばに則武チャイナ（日本陶器）の大きな工場と煙突があります。最初の空襲では、そこが標的にされたので、自分の家の回りは焼け野原になったそうです。空襲が始まり、家の地下の防空壕に入ったけれど、そこでは危ないということで、当時１０歳の母は、同世代の従妹と一緒に数キロ離れた別の親戚の家まで走ったそうです。しっかり者だったので、父親が預金通帳や印鑑などの貴重品をまとめていた袋を肩からかけて、焼夷弾が落ちてくる中を走ったのだそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;私たちの世代も、もう少し、戦争に対してセンシティブになるべきですね。しかし、桑山医師も言ってましたが、中東の問題は、本当に長く続いて修復が難しく、これを乗り越えたときに、初めて人類は新しい時代に入れると思います。ノーベル賞を受賞した益山先生（だったと思います）が、あと２００年もしたら、完全に戦争のない世界になる（あるいは、そうしなければならない）と書いていらっしゃいましたが、われわれも生きている間にできることはしていきたいですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a name=&quot;news&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
「爆撃、常に身体は緊張」ガザ入り桑山医師、惨状伝える（以下のＵＲＬより引用）&lt;a href=&quot; http://www.asahi.com/international/update/0117/TKY200901170096.html&quot;&gt;&lt;br /&gt;
http://www.asahi.com/international/update/0117/TKY200901170096.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;2009年1月17日14時8分&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　【ラファ（エジプト・ガザ境界）＝田井中雅人】病院に運ばれた少年の遺体に泣きすがる母親。砲撃で建物や道路が壊滅し、町は死にかけ、唯一の大きな人だかりは葬儀の列……。イスラエル軍の激しい攻撃が続くパレスチナ自治区ガザに入ったＮＰＯ法人「地球のステージ」代表理事の桑山紀彦医師（４５）＝山形県上山市＝の目に飛び込んできたのは、圧倒的な暴力による市民惨殺の悲劇だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　桑山さんは現在、ガザで活動する唯一の日本人医師として、南端のラファ市立病院の救命救急室（ＥＲ）で緊急医療支援にあたる。空爆や砲撃のすきを縫って、救急車で近隣の病院に患者を搬送することもある。ガザ入りして３日目の１７日、朝日新聞記者に電子メールで現地の様子を伝えてきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ラファ住民らによると、町の銀行は閉まり、水と電気は地域によって完全に止まっているところも多い。食事用のガスボンベは入ってこず、薪を使って煮炊きをしている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　住民らは攻撃が激しい境界に近い地域を離れて比較的安全な市中心部に逃れ、親族や知人の家に身を寄せる。主食のパンを作るための小麦が極端に不足。ペットボトルの水は姿を消したという。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　市立病院に１６日に運ばれてきた即死状態の少年は、薪を拾っていたところを「ロケット弾を発射しようとしている」とイスラエル軍に誤認されての狙撃だった。頭部が撃たれ、脳が飛び出した遺体にすがり、母親は泣き崩れた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　午後には別の通称「ヨーロッパ病院」に患者を搬送。イスラエルとの境界に近く、帰りの救急車を待っている時にも病院近くに爆撃があった。「戦争状態にいる感覚は一時も薄れることはない。爆撃の音や振動が、常に身体を緊張させている」と桑山さん。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　桑山さんを受け入れた福祉団体のダルウィーシュ氏は「世界中から見捨てられた気持ちだ。こんな非人道的なことが起きていることを、どうか世界中の人に分かってもらいたい」と話しているという。 &lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-02-15T21:55:41+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-42da.html">
<title>糖尿病医学の進歩</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-42da.html</link>
<description>私たちの研究室では、糖尿病の再生治療を目指していますが、基礎研究が中心ですし、私...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;私たちの研究室では、糖尿病の再生治療を目指していますが、基礎研究が中心ですし、私自身も医師としては睡眠障害が専門なので、糖尿病の臨床医学そのものは、あまり詳しくありません。という言い訳から始めますが&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;、熊大は糖尿病の治療・研究では伝統があり、ナンバー内科以外の独立した代謝内科（荒木教授）が以前からあります。基礎系にも山縣先生がいらっしゃった関係で、今年度は阪大系の先生の講義でいろいろ勉強ができました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;まず、&lt;a href=&quot;http://homepage.mac.com/yamajinaoki/sakaeb/geki/geki.html&quot;&gt;劇症Ｉ型糖尿病&lt;/a&gt;について、花房俊昭先生（関西医大）の講義で詳しく聞くことができました。これは２０００年に今川先生・花房先生らが発見したもので、日本発の世界レベルの成果ですが、ラッシュな経過を取る場合には、従来は診断がつかないまま失っていたこともあるのではないかと思います。それにしても、こんなに古くて、ありふれた病気に、このようなサブタイプがあるのが、つい最近までわかっていなかったということが、ある意味では驚きですし、医師は謙虚に勉強を続けないといけないですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;また、難波光義先生（兵庫医大）からは、&lt;a href=&quot;#news&quot;&gt;インクレチン&lt;/a&gt;の新薬の話がありました。現在、GLP-1 の安定アナログが２種類（注射）、分解酵素の阻害剤（内服）が、ほぼ承認段階にあるようで、かなり有望なようです。一昨年、某製薬会社の方からGLP-1 の治験の話は少し聞いていたのですが、あっという間に進んだ感じです。ぼくのイメージは、作用機序から考えてＳＵ剤と同じようなものと思っていたのですが、作用点がインスリン分泌だけではないことや、体重増加を来さないことなど良い面もあり、予想以上に効果があるようで、びっくりでした。しかし、良い面ばかり強調されているから気をつけた方が良いという話もあり、やはり未知の副作用の心配もあることから、当面はファーストラインには自分自身はしたくないとのお話でした。また、最初は、本来は大学病院などのきちんとしたＰＭＳ（市販後調査）ができるところだけで使った方が良いと考えるけれど、製薬会社の意向もあるので、そうはならないかもしれないという話など、新薬ではいつも悩ましい問題だと思います。イレッサの教訓がありますから、やはり最初は、慎重に始める方が、長い目で見ると良いのではないかとも思いました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
以下、&lt;a href=&quot;http://mainichi.jp/life/health/yamai/diabetes/archive/news/2008/20080715ddn035070035000c.html&quot;&gt;http://mainichi.jp/life/health/yamai/diabetes/archive/news/2008/20080715ddn035070035000c.html&lt;/a&gt;　より引用&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a name=&quot;news&quot;&gt;&lt;/a&gt;続・糖尿病５０話：第１７話　注目されるインクレチン&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　糖尿病の治療は食事療法と運動療法が基本ですが、糖尿病の程度に応じて薬物療法を必要とする場合があります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　現在、糖尿病の薬には大きく分けて、内服薬（経口血糖降下薬）とインスリン注射の２種類があります。さらに「インクレチン」関連薬が、先行する米国に続いて日本でも発売予定であり、糖尿病専門医の間で注目されています。では、このインクレチンとはどんな薬なのでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　糖尿病かどうかの検査法として、ブドウ糖負荷試験があります。一定量のブドウ糖に対する反応から身体の糖分処理能力の程度を調べる検査ですが、この検査の時に同じ量のブドウ糖でも、注射するよりも飲んだほうが、膵臓（すいぞう）はインスリンをより多く分泌することが知られていました。これは口から摂取したブドウ糖が消化管を刺激して、インクレチンというホルモンを分泌させるからです。このインクレチンが膵臓からのインスリン分泌を促していたのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その他、長年糖尿病を患うと、インスリンを分泌する膵臓の細胞が徐々に失われていきますが、インクレチンにはインスリン分泌細胞の保護や増殖作用があるのでは、と考えられています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さらに、（１）食欲を抑える（２）胃腸の動きを抑えて、おなかをすきにくくする（３）肝臓や脂肪細胞でのインスリンの働きを良くする（抵抗性改善）など、さまざまな作用があることも知られてきており、インクレチンは今までの薬にはない全く新しい作用を持った糖尿病治療薬として注目されているのです。（兵庫医科大内科学糖尿病科病院助手・永井悦子、同教授・難波光義）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;毎日新聞　2008年7月15日　大阪朝刊&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>医療関係</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-02-14T21:35:55+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-9cbc.html">
<title>発達障害支援:森岡洋史先生(鹿大)、クローズアップ現代（イギリス）</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-9cbc.html</link>
<description>先日、「キャンパスでみられる不登校と職場不適応－発達障害の視点から－」という題で...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;先日、「キャンパスでみられる不登校と職場不適応－発達障害の視点から－」という題で、鹿児島大学保健管理センター所長の森岡洋史先生の講演をお聞きする機会がありました。ぼく自身も、睡眠障害外来で中高生だけではなく、大学生や既に勤め始めている若い人の不登校・出社拒否（これも、登校拒否との類似性からは不出社と呼ぶべきですが）の相談を受けることが多いので勉強になりました。そのメモを書こうと思っていたら、昨日のクローズアップ現代で、イギリスの発達障害支援を取り上げていたので、それも合わせて、以下、久しぶりの長文です。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;［鹿児島大学］&lt;br /&gt;
森岡先生は、ある学生に対する支援をきっかけに、鹿大の不登校学生の中で発達障害が原因になっているケースが相当あることに気がつき、支援を続けているそうですが、現在ケアをしている学生が２０名以上いるとのことで、びっくりしました。ちなみに鹿児島大学の学部学生数は約９０００人です。高機能自閉症やアスペルガー症候群では、ペーパーテストの成績は優秀なことも多く、軽症では国立大学に充分合格できますが、４年生にまで進学して「卒検」の段階になって、初めて障害が顕在化することが多いそうです。彼らの障害は、言葉での指示を受け取りにくい、「空気が読めない」「人の心が読めない」ことによって対人関係が苦手という特徴があります。そのため、通常の講義やテストでは問題がなくても、指導教官の指示をもらって自分でプロジェクトを進める卒検などは、うまくこなせなくて、嫌になって不登校になりやすいそうです。また、板書をしなかったり、レジメを配ってくれない先生だと、講義についていきにくいそうで、ぼく自身も今後講義するときには、注意をしないといけないと思いました。エピソードとして興味深かったのは、○授業中、先生が説明したことを、声に出して復唱している学生がいて、注意をしたところ、「大学に入って講義が難しく困っていると母に話したら、先生が言ったことを繰り返すと頭に入るようになるよと言われたので、繰り返しています」と答えた。○以前、カウンセリングをしていた学生に、しばらくぶりにキャンパスで会った時に、「久しぶりだから、後からセンターに来なさい」と声をかけたら、センターに来て、中に入った瞬間にＵターンして出て行ってしまい、あわてて追いかけて尋ねたら、「来なさいと言われたので、来ましたから、もう用事は済みましたよね？」と答えたとか・・・本人たちには、笑い事ではないのですが、笑ってしまいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;［熊本大学］&lt;br /&gt;
以前、発達障害児支援の専門家の&lt;a href=&quot;http://www.educ.kumamoto-u.ac.jp/~jissen/index.htm&quot;　target=&quot;new&quot;&gt;熊本大学教育学部の高原朗子先生&lt;/a&gt;の&lt;a href=&quot;http://www.kumamoto-u.ac.jp/pageimages/web_kumadai/back_no/img/016-04.pdf&quot; target=&quot;new&quot;&gt;「心理劇」の取材&lt;/a&gt;をさせてもらったことがありますが、その時に、彼女が支援している子たちも、難し大学に入学して行くけれど、入学後に「友達や先生の顔と名前が一致しない」という、普通の子が経験しないようなことで困ると聞きました。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4873789370/sleep-22&quot; target=&quot;new&quot;&gt;&lt;br /&gt;
発達障害のための心理劇―想から現に&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
高原 朗子 (著) &lt;br /&gt;
そういえば、ニキリンコさんのエッセイに、数名で長時間打ち合わせをしていてお腹が減ってきた時に、誰かが「そろそろご飯を食べに行こう」と言ったので、あわてて「私はご飯だけじゃなくて、おかずも食べたい」と言ってしまったというエピソードがあったのを思い出しました。問題集を解くときに、いつも必ず１番から順番にやっているのを見た友人が、横から「全部やらなくても、☆のついている難しいのだけやればいいじゃないの？」と言ったら、既に解いてあった解答を全部消しゴムで消して、☆の問題だけを、「順番」に解き始めたとか・・・彼らには「適当にやっといて」というのが、最も苦手な指示のようです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;［イギリス］&lt;br /&gt;
ＮＨＫの&lt;a href=&quot;#nhk&quot;&gt;クローズアップ現代&lt;/a&gt;では、以下の数字が印象的でした。&lt;br /&gt;
イギリスのある小学校では、&lt;br /&gt;
全校児童　４００人&lt;br /&gt;
支援対象　１２０人（３０％！！！）&lt;br /&gt;
専門職　　　　２人&lt;br /&gt;
補助教員　　２３人　（教育支援員）&lt;br /&gt;
そして、全英での教育支援年間の予算は７０００億円で８年前の５倍とのこと。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;日本では、というか、日本に限らず、排除の発想は常にありますが、特に子どもの教育に関しては、排除するよりも、きちんと適応できるように教育を進める方が、マジョリティにとっても良いことなのは明白ですし、３０％という数字は、もはやマイノリティなんてものではありません。日本の文科省の少し前の調査の６～８％という数字でも、除外して特別支援するというレベルではないと思います。やはり「最低でも」欧米並の少人数クラスにするという、全体の底上げも大切ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a name=&quot;nhk&quot;&gt;才能を開花させよ　～どう支える発達障害児～&lt;/a&gt;　２００９年２月１０日（火）放送&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2009/0902-2.html#tue&quot;&gt;http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2009/0902-2.html#tue&lt;br /&gt;
&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以下、上記のページから引用&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;人とのコミュニケーションがうまくとれず、周りの状況にあわせた行動が苦手な高機能自閉症やアスペルガー症候群。知的な発達に問題ないのに読み書きや計算など、特定の学習だけが極端に苦手な学習障害（ＬＤ）。落ち着いて物事に集中することができない注意欠陥多動性障害（ＡＤＨＤ）。これらの知的に遅れのない「発達障害児」は、文部科学省の調査によると、通常学級に在籍する小中学生の約６％にのぼると言われ、いじめの対象になることもあり対策が急がれていた。国は、昨年度から全ての小中学校で発達障害児を支援する学習・生活指導を行うことを定めたが、専門家不足や教師への研修体制などが整わず、全国で模索と混乱が続いている。得意分野では極めて優れた能力を発揮する発達障害の子供達の教育はどうあるべきか？３０年以上前から取り組むイギリスでは、社会人になるまで一貫した長所を伸ばす教育で、研究者や芸術家として成功する例が少なくない。発達障害の子供達を社会に適応させ、才能を開花させるために、どんな支援体制が必要なのか考える。&lt;br /&gt;
（NO.2696）&lt;br /&gt;
スタジオゲスト ： 上野　一彦さん（東京学芸大学教授 ）&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-02-11T10:59:27+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-aa8c.html">
<title>科学者の使命：書評「暴走する脳科学」（河野哲也）</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-aa8c.html</link>
<description>ぼくは、科学（特に自然科学）は、価値（特に宗教や個人の信念に基づく価値）に対して...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ぼくは、科学（特に自然科学）は、価値（特に宗教や個人の信念に基づく価値）に対しては言うことを持たないと考えてきましたし、今も、そう考えています。しかし、自分の専門分野の「科学」を専門家に対して話すのではなく、一般の方に話す機会が増えてくると、当然ながら、「科学」だけでは話ができません。その時には、やはり一定の解釈をつけて話さないといけないし、そこには自分の価値観が投影され、さらには、それが社会に影響を及ぼすことになります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;脳神経倫理学の勉強を続けていますが、この学問の中には、脳神経科学と社会という分野があります。最近、下記の本を読み、脳神経科学者が、その研究成果を一般向けに話すときには、やはりそこには、きちんとした解釈を伴わせないといけないだろうと、反省しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4334034802/sleep-22&quot;&gt;暴走する脳科学（河野哲也著、光文社新書）&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;本書は、タイトルが示すような脳科学そのものの暴走を批判する本ではありません。批判されるているのは、安易な解釈と安易な応用の危険性であり、脳科学が「心」の全貌をあっという間に明らかにしてしまうと考えがちの研究者や、あるいは、研究の限界を知ってか知らずか、過剰な解釈を与えるような情報を発信する科学者への警鐘でもありそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もう一冊、こちらは、まだ読んでいないのですが、友人に教えてもらった本の前書きに、アメリカ人は科学技術に対して非常にfavorable opinionを持っているが、基礎的な科学的事実や概念を理解していないし、基礎となる科学的な手続きにも慣れていないと、いつも指摘されると書いてあり、さらにCarl Sagan が書いたという、こんな言葉を紹介していました。&lt;br /&gt;
We live in a society exquisitely dependent on science and technology, in which hardly anyone knows anything about science and technology.&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot; http://www.amazon.co.jp/dp/0195064577/sleep-22&quot;&gt;Everyday Practice of Science: Where Intuition and Passion Meet Objectivity and Logic&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
Frederick Grinnell (著) &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;昨年のベストセラーが血液型本だという日本も、アメリカと状況はほとんど変わらないと思いますし、となると、科学者は、そのことを念頭に置いて、一般向けに話をすべきなんでしょうね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ぼくはパターナリズムが嫌いなので、過剰な解釈をつけたり、自分の価値観に誘導したりしないようにするためには、やはりリテラシーを上げることが一番だと考えます。とりあえずは、媒介の専門家が必要かな・・・&lt;a href=&quot;http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_32ba.html&quot;&gt;２年前に参加したシンポジウム&lt;/a&gt;で知り合った、阪大の小林傳司先生の話を思い出しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;小林先生の本：　&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4472402742/sleep-22&quot;&gt;「公共のための科学技術」&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-02-07T22:31:35+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8856.html">
<title>体長３０ｃｍのカエル！</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-8856.html</link>
<description>オーストラリアって、行ったことないですが、ダウンアンダーと呼ばれるだけあって？、...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;オーストラリアって、行ったことないですが、ダウンアンダーと呼ばれるだけあって？、妙な国だなあというイメージ（偏見！）がありますが、なんと！体長３０ｃｍにもなるカエルがはびこっているそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;番組の宣伝をもらったので、&lt;del&gt;見てみようと思います。&lt;/del&gt;録画して駆け足で見ました！&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.azmax-pro.co.jp/kaeru.html&quot;&gt;http://www.azmax-pro.co.jp/kaeru.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;サトウキビ（ケイン）につく害虫を駆除するために輸入したガマガエル（トード）なので、ケイン・トードと呼ばれる。１００匹を試しに離したところ、害虫には効果がなく、他のカエルを食い散らかし、さらに自分よりも大きいオオトカゲや蛇などに食べられると、毒でその天敵を殺してしまう。一匹が３万個の卵を産む繁殖力があり、おかげで、今や２億匹を超え、全土に広がりつつある。ペットのイヌがかみつくと、やはり毒で死んでしまうことがあるそう。トードバスターズが、人力で駆除しているが、大問題になっている様子。&lt;br /&gt;
　&lt;br /&gt;
それにしても対策が遅れたのは、他の危険動物が７０種もいるからで、たとえば、ペットに持ち込んだアナウサギが大量に繁殖して、その駆除用に離したキツネが大量に繁殖して・・・虫も確か、離して生態系を壊したんじゃなかったっけ？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回のカエルも、寄生虫で駆除することを考えているとかいうんだけど・・・また、それが悪いことをするんと違うんだろうか・・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;う～ん、やはり妙な国だ・・・(^_^;)&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-01-30T21:50:11+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-981a.html">
<title>神経活動の方が遅い！？脳の血流量変化機構の不思議</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-981a.html</link>
<description>近年の脳科学の進歩の中で、fMRIやNIRSの役割は測りしれませんが、これらの技...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;近年の脳科学の進歩の中で、fMRIやNIRSの役割は測りしれませんが、これらの技術で調べることができるのは、脳の局所的な血流変化で、それは神経活動の「結果」を見ていると、多分、ほぼ全ての脳科学者は思っていたはずです。しかし、なんと！実は逆かもしれないとNature誌の記事。驚きでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Brain imaging measures more than we think&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.nature.com/news/2009/090121/full/news.2009.48.html&quot;&gt;http://www.nature.com/news/2009/090121/full/news.2009.48.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;日本語版のハイライトタイトル「脳は先回りして考える」や、N&amp;V日本語タイトル「先手を打って血流増加」は、「考えている」のは誰だ？というつっこみを入れたくなるのでミスリーディングですね。これだけを見たときに、リベットの実験などを思い出してしまいましたが、この研究が示す重要なことは、そのような主観的な意味合いではなく、血流増加が単なる結果ではない可能性であり、さらに言えば、ニューロンの興奮「以外」の様式による情報伝達の重要性を示すと思います。我田引水ですが、睡眠の制御がフォーカルに行われていることや、グリア細胞などからのさまざまな非典型的な情報伝達物質（ステイロイドや生理活性脂質、ＮＯなど）の作用など、いろいろなことにつながるのではないかと思います。久しぶりに、面白い！だから、科学はやめられない、と思えた研究ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;News &amp; Views: Neuroscience: Pre-emptive blood flow&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.nature.com/nature/journal/v457/n7228/full/457387a.html&quot;&gt;http://www.nature.com/nature/journal/v457/n7228/full/457387a.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Article: Anticipatory haemodynamic signals in sensory cortex not predicted by local neuronal activity&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.nature.com/nature/journal/v457/n7228/abs/nature07664.html&quot;&gt;http://www.nature.com/nature/journal/v457/n7228/abs/nature07664.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>医療関係</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-01-27T10:53:09+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-3a57.html">
<title>佐野勝徳先生の講演</title>
<link>http://sleep.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-3a57.html</link>
<description>熊大内の保育園の父母会主催の、徳島大学教授佐野勝徳先生の講演会を聞いてきました。...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;熊大内の保育園の父母会主催の、徳島大学教授佐野勝徳先生の講演会を聞いてきました。面白かったし、勉強になりました。佐野先生は３０年ほど前にお子さんを保育園に入れて以来、保育園のサポーターとして研究面からのバックアップをされてきて、最近では、徳島大学のあゆみ保育園を&lt;a href=&quot;http://www.tokushima-u.ac.jp/article/0011870.html&quot;&gt;ＮＰＯ法人&lt;/a&gt;にしたそうです。学内保育園を民営化する大学も多い中、熊大も徳島に学んで、４月からは、こばと保育園が大学直営！になるそうです。素晴らしい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;佐野先生の講演内容、簡単にはまとめ切れませんが、少子化の中での保育園の重要性、早期教育の問題点、生活リズムの重要性の３点が印象的でした。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;まず、３０年前には、「&lt;a href=&quot;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E5%8E%9F%E7%97%85&quot;&gt;母原病&lt;/a&gt;」という本が、ベストセラーになり、保育園に預けると悪い子になる、家庭内保育が良いというような論調がドミナントだったそうです。しかし、少子化の中、家庭では子ども同士での関係が少なく、かえって弊害の方が多いのではないかという仮定のもと、保育園卒児の方が良い（具体的な内容は聞いていませんが）というデーターをいくつか出されたそうです。&lt;br /&gt;
また、その頃、「歩行器」廃止運動もされ、その後、公文式からの依頼で、公文との共同研究もされたそうですが、たとえば、就学前の子どもに難しい計算や漢字を教えるような早期教育には、問題が多いというご意見でした。その理由として、たとえば、歩行器で歩けるようになると、はいはいの段階を経ない。そうすると、はいはいをすることでしか身につかないことを身につけないまま歩いてしまう。そのため、歩き始めた後、転倒時の怪我が多いなどの問題が起きるということです。話し言葉をいっぱい話す前に、書き言葉を覚えてしまうと、話し言葉にしかない自由な発想が育たないなど、納得できる例が多かったです。公文式の超優秀児たちが、結局、ひとりも東大や京大に入学していないという話は、なるほどでした。佐野先生が、その教材の一部を強く批判していた、「&lt;a href=&quot;http://www.katei-hoikuen.co.jp/&quot;&gt;家庭保育園&lt;/a&gt;」はこちら。&lt;br /&gt;
最後は、生活リズムの重要性でした。実は、２０年前くらいに（今日、センター試験を受けた長男を保育園に入れた頃）読んだ本の中に、昼寝を午前中にさせた方が良いという本があり、印象に残っていたのですが、どうも、佐野先生の「当時の」ご意見だったそうで、現在は、午前中はやはり物理的に厳しいので、午後に短めの昼寝が良いと考えているそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;佐野先生の著書は、たとえば、下記があります。&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/dp/4871683648/sleep-22/&quot;&gt; 見直そう子育て たて直そう生活リズム―リズムとアクセントのある生活を求めて&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
佐野 勝徳 (著), 新開 英二 (著) &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;時間がないので、とりあえず、ここまでにしますが、うちは、保育園どころか、もうじき子育て自身も卒業ですけど、サポーターは続けたいと思います。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>熊本の・・・</dc:creator>
<dc:date>2009-01-18T22:18:01+09:00</dc:date>
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