山中伸弥先生のノーベル賞受賞
全国で話題になっているように、山中伸弥先生がノーベル賞を受賞しました。山中先生には、2008年から私たちの研究所の客員教授にもなってもらっているので、熊大のホームページでも学長がお祝いのメッセージを発表しています。
この写真は、その中にも出てくる昨年9月9日のKey Forumの時に、うちの研究室のメンバーと撮ったものです。良い記念になるはずだからおいでと若手を誘って撮ってもらいましたが、ほらね、良かったでしょ(笑)
今日は、熊本のマスコミが大量に、うちの研究室にも押し寄せて?教授(妻ですが)は大変そうでした。(記事はTKUのホームページから)同時受賞のJohn Gurdon の弟子のDoug Meltonが、妻のハーバード大学留学時代の師匠なので、彼女は孫弟子でもあります。iPS細胞は再生医療の応用ばかりが注目されていますが、科学的には、やはり初期化が起きるというインパクトが一番大きかったです。カエルのクローン以上に驚きました。その意味で、ヒトiPS細胞の2007年の論文より、2006年のマウスの論文の方が衝撃的でした。4因子って、本当に、たった4つ???という感じでしょうか。
いずれにせよ、うちの夫婦と同じ歳で、これだけ近い分野の先生の受賞は、とても嬉しいです。おめでとうございました。
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Comments
粂 和彦 先生
おはようございます。本日、新聞を読ませていただきました。とても嬉しいです。ありがとうございました。益々のご活躍を願っております。
私自身は、平成22年に退職しまして、現在67歳、徳島大学の本部で、時々会議等をおこなっています。
佐野 勝徳
Posted by: 佐野 勝徳 | 2012.10.17 11:05 AM