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偶然の一致: coincidence? synchronicity?

ぼくは「偶然の一致」を話題にするのが好きです。そこに何らかの(運命的な)意味があると考えているというよりも、それを、意味あるものにすることで、自分の人生が充実すれば良いと考えています。

つい最近も二つの「偶然の一致」がありましたが、そのうちの一つをご紹介。

9月7日の月曜日に、イスラエルの睡眠研究者で、10月からテクニオン(イスラエル工科大学)の学長になる予定のPeretz Lavie 博士が、研究室を訪問してくれました。そして、テクニオンというのは、イスラエルのMITと呼ばれるほど、イスラエルの科学の中心で、工科大学なのに医学部も併設され、イスラエルの科学・工学系の人材の実に70%くらいを生み出しているという話を聞きました。彼は、もともとPhDですが、睡眠の研究のためにテクニオンの医学部に招かれ、医学部長を勤めた後、今度は学長になるそうです。

実は、この日の朝、某出版社より、書評を依頼されていた下記の本が届きました。それで、ごく短時間、ページをちらちらめくっていたら、イスラエルの話に目が行き、テクニオンが、会社と間違えられて、テクニオン社と誤訳されてました。早速、夕方、彼が来たときに、この本の話をしたら、彼が医学部長の時のことだったので、この本に登場する研究者やエピソードは、よく知っているとのこと。

幹細胞WARS(ウォーズ)
――幹細胞の獲得と制御をめぐる国際競争
シンシア・フォックス(Cynthia Fox) 著 西川 伸一 監訳
志立 あや/千葉 啓恵/三谷 祐貴子 訳

イスラエルで一番の大学ですから、もちろん不思議ではないとはいえ、「睡眠」と「幹細胞」という、普通は縁がないものがつながっているのは、うちの場合は、ごく個人的な事情(笑)です。また、申し訳ないけれど、「テクニオン」という名前はそれまで聞いたことがなくて、彼と会う準備のために検索して調べた直後に、本を読んだので、嬉しい synchronicity でした。おかげで、誤訳も見つけましたし(笑)

日本人が好きな血液型を話題にするのは科学的ではないので嫌いですが、初対面の人とは、共通の知人や趣味を探して話題にすることで親近感がわきますし、この本が、この日に届いたのは、ぼくにとっては「意味ある偶然の一致」にすることができたようです。

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Comments

初めまして。月刊ニューメディアという雑誌の編集部の吉井 勇と申します。
ちょうどイスラエルのニューメディア企業を先月8月末にIsrael Export & International Cooperation Instituteを訪問し、18社ほど取材してきました。このときにテクニオン大学を訪問したいと考えていたのですが、適わずに帰国してきました。そこで、検索していたとき、見つけました。テクニオン大は医学部もあるということなんですね。
また、睡眠の研究はストレス社会や高齢化という中では非常に重要なテーマになっていると思うのですが、この点も無知ではあります。
その後、Peretz Lavie 博士とは交流が続いていらっしゃるんでしょうか。

Posted by: 吉井 勇 | 2010.09.20 at 04:58 PM

コメントありがとうございます。
メールでお返事しますね。

Posted by: 粂 和彦 | 2010.09.23 at 10:21 PM

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