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May 2009

【書評的紹介】「生命という価値」 その本質を問う

熊本大学の生命倫理研究会の新論集がようやく発刊されました。

「生命という価値」 その本質を問う (高橋隆雄・粂和彦編)

既に別のエントリーでは、少し紹介しましたが、ちょうど脳死臓器移植法改正が話題になっていますので、その話題に関係する部分を、少しご紹介します。目次は、文末に。哲学・倫理学というというと堅苦しい学問と思われがちで、まあ、半分くらいは難しい文もありますが、多彩な視点で面白い本になったと思います。この本の場合も、私は一円も儲かりませんが(笑)、お勧めです。

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非専門家による社会的合理性~保健医療社会学会シンポジウム

熊本で開かれた日本保健医療社会学会のメインシンポジウムに参加してきました。

テーマは 「当事者からみる医療事故と保健医療社会学」ということで、豊田さん、勝村さん、加部さんが講演しました。豊田さんは、彼女の息子さんの理貴くんが不誠実な医療の結果亡くなった後から、勝村さん、加部さんとは10年来のおつきあいですが、3人まとまって、ナラティブな形で話を聞けたのは、非常に有意義でした。

3人の話で間違いなく共通していて、ほとんどの聴衆も同意したのは、医療の根本にあるべきなのは、「正直さ、誠実さ、真摯さ」という、ごく当たり前のことだということ。そして、それが医療者個人レベルでも、医療というシステムレベルでも、尊重(評価)され、実践されるべきだということです。

その点をコメンテーターの朝倉先生が、まとめたのが、標題の「非専門家による社会的合理性」という言葉です。さすが、社会学者として、素晴らしい表現と思いました。

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意識に上るとは、どういうことか? 脳神経科学と自己

先日のセミナーの内容の簡単なご紹介です。

話された内容も書いたつもりですが、感想だったり、ぼくの意見・解釈だったりが多いので、あくまで私的まとめです。なお、メモを書き込んだ汚いものですが、当日配布されたレジメもアップしておきます。
PDFファイル(約600Kbyte)です。
「熊大・東大合同セミナーレジメ.pdf」をダウンロード

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意識に上るとは、どういうことか?

なんだか当たり前そうな、でも、とてもつもなく難しそうな、タイトルの話をします。
内容は、次のエントリーに書きました。

熊大・東大合同セミナー「脳神経倫理学を中心とする生命倫理」
・日時:2009年5月9日(土) 12時30分~18時30分
・会場:熊本大学くすの木会館レセプションルーム(黒髪北地区)

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