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February 2009

書籍紹介:ゆっくりていねいにつながりたい

これまで書評という題でエントリーを書いてきましたが、内容に比して大袈裟なので、感想というカテゴリーで、もっと気楽に書くことにしました。最近のエントリーで、発達障害を取り上げたので、その関係で非常に面白かった本を紹介します。

発達障害当事者研究:ゆっくりていねいにつながりたい
http://www.amazon.co.jp/dp/4260007254/

医学書院の白石さんの作っているケアを開くシリーズの一冊ですが、期待通り面白かったです。

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桑山紀彦医師と中東紛争

今朝、少し寝坊してNHKラジオを聞いていたら、桑山紀彦医師のインタビューを放送していました。岐阜県出身で、ぼくと同じ87年に医師になったとのことで、とても親近感がありましたし、メモしておきます。

彼は、これまでさまざまな国際医療支援を続けてきた人ですが、最近も空爆が始まった後のガザに入ったそうです。彼のさまざまな経験の中でも、本当に戦闘が近くで起きている地域に入ったのは初めてのことだったそうで、大変な状況を目の当たりにしてきたそうです。

桑山医師のNPO 「地球のステージ」
http://www.e-stageone.org/

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糖尿病医学の進歩

私たちの研究室では、糖尿病の再生治療を目指していますが、基礎研究が中心ですし、私自身も医師としては睡眠障害が専門なので、糖尿病の臨床医学そのものは、あまり詳しくありません。という言い訳から始めますがcoldsweats01、熊大は糖尿病の治療・研究では伝統があり、ナンバー内科以外の独立した代謝内科(荒木教授)が以前からあります。基礎系にも山縣先生がいらっしゃった関係で、今年度は阪大系の先生の講義でいろいろ勉強ができました。

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発達障害支援:森岡洋史先生(鹿大)、クローズアップ現代(イギリス)

先日、「キャンパスでみられる不登校と職場不適応-発達障害の視点から-」という題で、鹿児島大学保健管理センター所長の森岡洋史先生の講演をお聞きする機会がありました。ぼく自身も、睡眠障害外来で中高生だけではなく、大学生や既に勤め始めている若い人の不登校・出社拒否(これも、登校拒否との類似性からは不出社と呼ぶべきですが)の相談を受けることが多いので勉強になりました。そのメモを書こうと思っていたら、昨日のクローズアップ現代で、イギリスの発達障害支援を取り上げていたので、それも合わせて、以下、久しぶりの長文です。

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科学者の使命:書評「暴走する脳科学」(河野哲也)

ぼくは、科学(特に自然科学)は、価値(特に宗教や個人の信念に基づく価値)に対しては言うことを持たないと考えてきましたし、今も、そう考えています。しかし、自分の専門分野の「科学」を専門家に対して話すのではなく、一般の方に話す機会が増えてくると、当然ながら、「科学」だけでは話ができません。その時には、やはり一定の解釈をつけて話さないといけないし、そこには自分の価値観が投影され、さらには、それが社会に影響を及ぼすことになります。


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