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December 2007

副作用・・・

 リタリンのことを2回続けて書いたのですが、規制を強化する原因となった依存症についての認識が甘いのではないかという指摘をもらいました。リタリンの依存が、麻薬などの違法な薬の場合と異なり、医原性に起きていることが多い現状を考えると、「医師側」の人間が、このような批判を受けてもしかたないと思います。
 意見の内容は間違っていないと思いますが、社会的な影響全体を個人レベルで推量することは、なかなかできませんから、このような意見を書くのも難しいなと、改めて感じましたし、確かに、今は規制を強化することに、集中すべき時期なのでしょうね。

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リタリン(メチルフェニデート)を「ナルコレプシー以外の過眠症」に処方することについて

前の項目に書いた、リタリンの規制に関して、下記のように決まり、基本的にはナルコレプシーの患者さんたちには、大きな不自由は生じないようで、ほっとしています。ただ、逆に、この内容では規制が緩くなり過ぎる危険性もあるかという気がしますので、今後、医師側がいかにきちんとした処方をしていくかが問われるでしょう。大切なことは、依存症やブラックマーケットを作らないことに加えて、医原性に薬漬けにしてしまうことを避けることでしょう。

リタリンの流通管理について
http://www.novartis.co.jp/news/2007/pr20071204.html

さて、もう一つの点に関して、複数の患者さんから心配しているというメールをもらったので、下記のような意見を書きました。従来の適応にあった難治性うつ病に関しても、医学的に適応があるケースもあるようですが、そちらは専門外ですので、過眠症について書きます。

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