厚労省からの通知2
とうとう、10代には処方を差し控えるように発表したそうです。
厚労省が中外製薬に指示:21日未明、厚労省
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007032001000890.html
厚生労働省は20日、インフルエンザ治療薬「タミフル」の輸入販売元の中外製薬に対し「10代の患者に対し、原則としてタミフル処方を差し控えるように」と、添付文書を改訂し、緊急安全性情報を医療機関に配布するよう指示した。
2、3月に新たに2件の異常行動があったことが分かり「因果関係は明白ではないものの注意喚起を呼び掛ける必要がある」と判断した。
・・・
(共同)
まあ・・・しかたないでしょうね。遅い時間まで、ご苦労様です。
それと、私も大学の助教授なので、まあ教授なんて、たいした影響力もないし、給料も安いし、と思ってはいます。でも、やはり、公的な調査など、発言に多大な影響力があるものです。やはり、「李下に冠を正さず」を、守って欲しいものです。
タミフル被害者が要請書 ~厚労省研究班班長は辞任を
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-20/2007032015_02_0.html
タミフル研究者に1000万 ~危うい奨学寄付金
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20070315/mng_____tokuho__000.shtml
厚労省からの天下り
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007032001000743.html
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Comments
リンク先の記事を見ると、2歳9ヶ月の子の話がありますが、このくらいの年齢だと、タミフル発売前から存在するインフルエンザ脳症の可能性もありますね。
このブログで問題にしてきたものは、一過性の異常行動で、異常行動の結果で死亡に至ることがあっても、逆に、脳症の症状が弱いので、副作用の可能性があると考えられているのだと思います。
ですから、脳症そのもので亡くなった場合、タミフルとの因果関係の考え方は、異常行動の場合と少し異なるかもしれません。個々の事例に関しては、丁寧に調べてコメントをする必要があります。
Posted by: オーナー | 2007.03.22 at 12:15 PM