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August 2006

科学でも理性でもない・・・

ぼやきですが・・・
延命治療の中止に関する議論が華やかなようです。羽幌病院で呼吸器を止めた医師は起訴猶予になり、同業者としては良かったと思う一方で、グレーゾーンが広がって、現場では困るケースも増えそうです。普通の意味で良い人が、普通の良い人がするべきと思われるレベルの行為をして、殺人罪で罰せられるとしたら、それを普通としてきた社会なり教育なりが悪いです。ですから、それが普通であってはいけないと思う人は、社会なり教育なりを変えていかなければいけないわけで、普通の個人を罰するところに問題を落としてもなあと思います。
ただ、ある人は、「呼吸器を(敢えて)つけない」ことと、「一度つけた呼吸器をはずす(止める)」ことは、同等だと言います。確かに、『理性』的に考えると、そうかもしれません。しかし、『感情』的にはどうでしょうか?
また別の人は、「意識がないのなら苦しくはないのだから、苦しそうに見えて可哀想だから呼吸器をはずすのは間違っている」と言います。確かに、『理性』的に考えると、そうかもしれません。しかし、『感情』的にはどうでしょうか?
ダマシオ的には、ここは『感情』ではなくて、『情動』とすべきですが、『情動』には、科学的にも理性的にも理由づけできないのではないでしょうか・・・
以下、議論が飛躍しますが、単なるぼやきですから、お許しを・・・

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