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タミフル服用後の異常行動

沖縄でタミフルを服用した中学生が墜落死したことが報道されています。

琉球新報のHPより抜粋・引用:  9階上がり転落か 豊見城市中1男子

 7月3日午後、豊見城市高層住宅で同住宅に住む中学1年生の男子生徒(12)が転落死した自宅のある6階から9階まで上がり、転落した可能性がある。生徒は肌着に半ズボン姿で、靴などを履いておらず、はだしだった。生徒は3日の朝と昼食後の2回、インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した。男子生徒が服用したタミフルは、高校生の兄が服用していたもの。生徒は3日朝からインフルエンザで学校を休んでいた。部活動なども活発に行うなど、悩みなどがあった兆候は今のところないという。午後5時50分ごろ、団地の駐車場で発見されており、その直前に転落したものとみて調べている。

昨年の冬に話題になったタミフル服用後の異常行動ですが、また大変な形で再発してしまったようです。

取り急ぎですが、以前、転載した岩田先生のポジションステートメントを再掲しておきます。

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・外来患者におけるインフルエンザ
生来健康な小児、成人に対しては抗インフルエンザ薬を推奨しない
予後はよい疾患であり、しっかりと休養をとり対症療法を提供すれば治癒が期待できる。インフルエンザ脳症の懸念はあるが、これとて薬を飲んで予防ができるわけではない。ただし、患者・家族の強い希望があれば、これを無下に否定するものでもない。なお、本推奨は英国の主要なガイドライン作成機関であるNICE(National Institute for Clinical Excellence.)のものを踏襲している。
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追記:東京新聞にタミフル服用後に亡くなった方の遺族が会を作ったことが報道されました。

『タミフル被害者の会』の思い
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060726/mng_____tokuho__000.shtml

 インフルエンザ治療薬、タミフルを服用後、異常行動で高校生らが死亡した問題で、遺族らが中心となって全国初の「タミフル脳症被害者の会」が結成された。タミフルの副作用と、異常行動との因果関係は証明されていないが、関係者は「将来の被害を防ぎたい」と訴える。インフルエンザの“特効薬”の側面ばかりが強調されるタミフルだが、遺族らが被害者の会を結成した思いとは-。

 「息子が死んだのはタミフルを服用したのと関係があるのではないか」

 岐阜県内に住む男性が、高校生の息子=当時(17)=の事故死の原因をこう思い始めたのは、死後三カ月のことだった。

 高校生は二〇〇四年二月五日、高熱を発して病院でタミフルを処方された。昼食後に一カプセルを服用して約四時間後、裸足(はだし)のまま家を出て、近くのJR高山線を横切り、高さ八十センチのフェンスを越えたうえ、国道に飛び出してトラックにはねられた。ほぼ即死状態だった。その様子は、たまたま近くで下水道工事をしていた作業員に目撃されていた。当時家族は不在で、高校生一人だけだった。

 当初、警察は自殺の可能性もあるとみて捜査していたが、「息子が自殺する理由など全くない」と父親は断言する。精神的な異常はなく、遺書も出なかった。

 インターネットでタミフルのことを調べ、初めてタミフルとの関連に気づいた。薬の添付文書をあらためて見たが、幻覚や異常行動を起こす可能性については何も記されていなかった。

 しかし、警察の事情聴取に、トラックの運転手は、飛び出してきた高校生が「笑っていた」と供述したという。「事故当日は八センチもの積雪があった。にもかかわらず裸足のまま駆け出すなど異常な行動をとったのは、タミフルの副作用としか考えられない」。父親はこう強調し、「息子はバスケットの選手だった。幻覚のため、トラックのライトをボールと思い取りに行ったのではないか。苦痛を感じずに死んだと思えることが唯一の救い」と自らを慰めた。

 タミフル服用後に異常行動を起こし、死に至ったケースは、このほかにも報告されている。

 昨年二月、愛知県で男子中学生=当時(14)=が一カプセル飲んだ約二時間後、自宅マンションの九階から転落死した。栃木県でも同月、インフルエンザになった二歳男児がタミフル服用後、亡くなった。

■他の薬での自殺と通知

 これらの三遺族は昨年、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に対し、一時金と葬祭料の支給を求める被害救済を申請した。今月初めに送られてきた通知書では、いずれもタミフルの副作用を認めなかった。

 ただ岐阜のケースでは、「シンメトレルによる自殺」と結論づけられた。事故死した高校生はタミフルを処方される前日、医師から別の抗インフルエンザウイルス剤シンメトレルを処方されていた。しかし父親は「シンメトレルをのんでも息子の熱は下がらず、再度病院でタミフルを処方された。この判断には納得できない」と語気を強める。

 この父親を代表に、死亡したり後遺症を負うなどした七人の家族が被害者の会を結成したのは、木で鼻をくくったような当局の対応に業を煮やしたためだ。

(以下は、HPでお読み下さい。)

(追記 8月21日)
偶然、こんな記事を見つけたので、リンクしておきます。

タミフルの副作用
http://single-father.seesaa.net/article/17779509.html

インフルエンザの疑いでタミフルを処方された子供を、夜になってもリビングに寝かせていると言うのは先ほど書いた通り。

 その子が、ちょっと前にいきなり目を覚ました。そしてすごく不安というか怖がっている表情をしている。今まで何があってもだるそうにしてて起きるにも手を引っ張って欲しいと手を伸ばしてたのに、いきなり起き上がった。何かを嫌がって逃げようとしている様子。名前を呼びかけても返事をしない。様子がおかしい。

 抱き上げて「どうしたの?」と声をかけても答えない。目もしっかりあいて起きているのに。手でなにかを払いのけようとしている。目を見ると、何かを目で追っている。部屋には二人しかいないのに、もう一人の誰かがいるように目で追っている。そして怖がっている。(以下、略)

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Comments

なぜ厚生労働省はタミフルの使用に注意を促したり、危険性のある薬物の販売許可をしたのか?製薬会社は何を考えているのだろうか?
幹部関係者が風邪を引いたときに異常行動覚悟で進んで使用して安全性を皆に公表してください。

Posted by: キムチ | 2007.03.01 at 12:17 AM

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