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July 2006

タミフル服用後の異常行動

沖縄でタミフルを服用した中学生が墜落死したことが報道されています。

琉球新報のHPより抜粋・引用:  9階上がり転落か 豊見城市中1男子

 7月3日午後、豊見城市高層住宅で同住宅に住む中学1年生の男子生徒(12)が転落死した自宅のある6階から9階まで上がり、転落した可能性がある。生徒は肌着に半ズボン姿で、靴などを履いておらず、はだしだった。生徒は3日の朝と昼食後の2回、インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した。男子生徒が服用したタミフルは、高校生の兄が服用していたもの。生徒は3日朝からインフルエンザで学校を休んでいた。部活動なども活発に行うなど、悩みなどがあった兆候は今のところないという。午後5時50分ごろ、団地の駐車場で発見されており、その直前に転落したものとみて調べている。

昨年の冬に話題になったタミフル服用後の異常行動ですが、また大変な形で再発してしまったようです。

取り急ぎですが、以前、転載した岩田先生のポジションステートメントを再掲しておきます。

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・外来患者におけるインフルエンザ
生来健康な小児、成人に対しては抗インフルエンザ薬を推奨しない
予後はよい疾患であり、しっかりと休養をとり対症療法を提供すれば治癒が期待できる。インフルエンザ脳症の懸念はあるが、これとて薬を飲んで予防ができるわけではない。ただし、患者・家族の強い希望があれば、これを無下に否定するものでもない。なお、本推奨は英国の主要なガイドライン作成機関であるNICE(National Institute for Clinical Excellence.)のものを踏襲している。
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追記:東京新聞にタミフル服用後に亡くなった方の遺族が会を作ったことが報道されました。

『タミフル被害者の会』の思い
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060726/mng_____tokuho__000.shtml

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