熊大生命倫理研究会の今後の予定
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・9月10日(土) 浅井篤先生 「医療の対象(医学的適応)について」
午後1時から くすの木会館レセプションルーム
午後6時から 懇親会 くすの木会館和室
・10月15日(土) 北村俊則先生 「医療における患者の自己決定権-社会心理学的視点から-」
午後2時から くすの木会館レセプションルーム
午後6時から 懇親会 くすの木会館和室
・11月12日(土) 粂和彦先生 「ニューロエシックスとは」
午後2時から 文・法学部第4・5会議室
午後6時から 懇親会 くすの木会館和室
・12月11日(日) シンポジウム「日本の生命倫理:回顧と展望」(規模の少し大きなもの)
午後1時から くすの木会館レセプションルーム
午後6時から くすの木会館和室
倫理学系・法学系・社会学系・生命科学系等からパネリストの人選中
●立岩真也さん(京都民医連中央病院の外部倫理委員のひとり)は、ほぼ確定。
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これと別枠ですが、
第45回 熊本大学「知のフロンティア講座」
熊本大学における最先端の研究情報を、わかりやすくお伝えする講演会
脳の中の時計と、睡眠の話
粂 和彦(発生医学研究センター 助教授・医学博士)
平成17年9月17日(土曜日)
開場:午後1時30分
開講:午後2時~3時30分
場所:熊本大学文学部法学部B3教室
睡眠は、私たちにとって、とても身近な現象ですが、科学的には、実は、まだわからないことだらけです。というのも、人間の脳の最も重要な機能である、意識と心を生み出す働きそのものが、現代科学にとっても、未解明だからです。
ところが、最近、睡眠を制御している脳の中の時計・・・つまり、体内時計の研究が急速に進んだ結果、予想外のことがわかりました。体内時計の遺伝子は、進化的には大変遠い、昆虫と人間で、ほとんど同じだったのです。
今回は、分子生物学・・・つまり、生命現象を遺伝子の言葉で説明する学問の視点から、遺伝子がどのように脳の中の時計を作り出し時間を刻むか、その時計がどのように睡眠を制御するかなどを、わかりやすくお話しします。
<参考> 講談社現代新書「時間の分子生物学 ~時計と睡眠の遺伝子 (粂 和彦著)」
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