ニューロエシックスの公開授業
熊本からは遠いところですが、公開授業をします。
6月20日(土)市民公開授業
「生命倫理学~ニューロエシックス(脳神経倫理学)」
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/event/2009/06/811800.html
玉井真理子さんにお声掛け頂いたのですが、初めてお会いする方も多く楽しみです。
熊本からは遠いところですが、公開授業をします。
6月20日(土)市民公開授業
「生命倫理学~ニューロエシックス(脳神経倫理学)」
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/event/2009/06/811800.html
玉井真理子さんにお声掛け頂いたのですが、初めてお会いする方も多く楽しみです。
熊本大学の生命倫理研究会の新論集がようやく発刊されました。
「生命という価値」 その本質を問う (高橋隆雄・粂和彦編)
既に別のエントリーでは、少し紹介しましたが、ちょうど脳死臓器移植法改正が話題になっていますので、その話題に関係する部分を、少しご紹介します。目次は、文末に。哲学・倫理学というというと堅苦しい学問と思われがちで、まあ、半分くらいは難しい文もありますが、多彩な視点で面白い本になったと思います。この本の場合も、私は一円も儲かりませんが(笑)、お勧めです。
熊本で開かれた日本保健医療社会学会のメインシンポジウムに参加してきました。
テーマは 「当事者からみる医療事故と保健医療社会学」ということで、豊田さん、勝村さん、加部さんが講演しました。豊田さんは、彼女の息子さんの理貴くんが不誠実な医療の結果亡くなった後から、勝村さん、加部さんとは10年来のおつきあいですが、3人まとまって、ナラティブな形で話を聞けたのは、非常に有意義でした。
3人の話で間違いなく共通していて、ほとんどの聴衆も同意したのは、医療の根本にあるべきなのは、「正直さ、誠実さ、真摯さ」という、ごく当たり前のことだということ。そして、それが医療者個人レベルでも、医療というシステムレベルでも、尊重(評価)され、実践されるべきだということです。
その点をコメンテーターの朝倉先生が、まとめたのが、標題の「非専門家による社会的合理性」という言葉です。さすが、社会学者として、素晴らしい表現と思いました。
先日のセミナーの内容の簡単なご紹介です。
話された内容も書いたつもりですが、感想だったり、ぼくの意見・解釈だったりが多いので、あくまで私的まとめです。なお、メモを書き込んだ汚いものですが、当日配布されたレジメもアップしておきます。
PDFファイル(約600Kbyte)です。
「熊大・東大合同セミナーレジメ.pdf」をダウンロード
なんだか当たり前そうな、でも、とてもつもなく難しそうな、タイトルの話をします。
内容は、次のエントリーに書きました。
熊大・東大合同セミナー「脳神経倫理学を中心とする生命倫理」
・日時:2009年5月9日(土) 12時30分~18時30分
・会場:熊本大学くすの木会館レセプションルーム(黒髪北地区)
「秘密結社」みたいだという表現もあり笑いましたが、いつも楽しみにしている会で、今年も、勉強になる話、元気の出る話を、たくさん聞いてきました。300人以上の盛況で、年に一度だけお目にかかる人も多く、お別れするときは、4月なのに「良いお年を!」でしたが(笑)
内容は、ホームページを参考にしてもらうとして、第一部の話からは、社会福祉・医療・介護・教育など、本来、政治・行政が最も関与すべき部分が、政治・選挙上の争点にならないということが、日本というシステムの欠点だという思いを強くしました。
朝日新聞が4月から週末の特集紙面を刷新して、「ののちゃんのDO科学」コーナーが土曜の「be on Saturday」に移動するとのことで、その第一回のテーマの取材を受けました。それが、今日(4月4日)、掲載されました。内容は、「春になると、なぜ眠くなるの?」という質問に答えるものですが、実は意外に難しい質問で、よくわかっていない部分も多く、記者の方が苦労して、うまくまとめてくれました。
この季節は忙しくて、なかなか書き込む時間がありませんでしたので、いろいろまとめて・・・
今日(3月26日)は、熊本大学の崎元達郎学長の退任記念講演+パーティでした。(「さき」元先生の、「さき」は崎の右側の「大」が「立」の「﨑」が正しいですが、マックなどだと表示されませんので、崎で代用します)
崎元先生が学長になって6年半、うちの夫婦が熊本大学に赴任したのが7年前ですから、ほとんど崎元学長の時代に仕事をしてきたことになります。
これまで書評という題でエントリーを書いてきましたが、内容に比して大袈裟なので、感想というカテゴリーで、もっと気楽に書くことにしました。最近のエントリーで、発達障害を取り上げたので、その関係で非常に面白かった本を紹介します。
発達障害当事者研究:ゆっくりていねいにつながりたい
http://www.amazon.co.jp/dp/4260007254/
医学書院の白石さんの作っているケアを開くシリーズの一冊ですが、期待通り面白かったです。
今朝、少し寝坊してNHKラジオを聞いていたら、桑山紀彦医師のインタビューを放送していました。岐阜県出身で、ぼくと同じ87年に医師になったとのことで、とても親近感がありましたし、メモしておきます。
彼は、これまでさまざまな国際医療支援を続けてきた人ですが、最近も空爆が始まった後のガザに入ったそうです。彼のさまざまな経験の中でも、本当に戦闘が近くで起きている地域に入ったのは初めてのことだったそうで、大変な状況を目の当たりにしてきたそうです。
桑山医師のNPO 「地球のステージ」
http://www.e-stageone.org/
私たちの研究室では、糖尿病の再生治療を目指していますが、基礎研究が中心ですし、私自身も医師としては睡眠障害が専門なので、糖尿病の臨床医学そのものは、あまり詳しくありません。という言い訳から始めますが
、熊大は糖尿病の治療・研究では伝統があり、ナンバー内科以外の独立した代謝内科(荒木教授)が以前からあります。基礎系にも山縣先生がいらっしゃった関係で、今年度は阪大系の先生の講義でいろいろ勉強ができました。
先日、「キャンパスでみられる不登校と職場不適応-発達障害の視点から-」という題で、鹿児島大学保健管理センター所長の森岡洋史先生の講演をお聞きする機会がありました。ぼく自身も、睡眠障害外来で中高生だけではなく、大学生や既に勤め始めている若い人の不登校・出社拒否(これも、登校拒否との類似性からは不出社と呼ぶべきですが)の相談を受けることが多いので勉強になりました。そのメモを書こうと思っていたら、昨日のクローズアップ現代で、イギリスの発達障害支援を取り上げていたので、それも合わせて、以下、久しぶりの長文です。
ぼくは、科学(特に自然科学)は、価値(特に宗教や個人の信念に基づく価値)に対しては言うことを持たないと考えてきましたし、今も、そう考えています。しかし、自分の専門分野の「科学」を専門家に対して話すのではなく、一般の方に話す機会が増えてくると、当然ながら、「科学」だけでは話ができません。その時には、やはり一定の解釈をつけて話さないといけないし、そこには自分の価値観が投影され、さらには、それが社会に影響を及ぼすことになります。
オーストラリアって、行ったことないですが、ダウンアンダーと呼ばれるだけあって?、妙な国だなあというイメージ(偏見!)がありますが、なんと!体長30cmにもなるカエルがはびこっているそうです。
番組の宣伝をもらったので、見てみようと思います。録画して駆け足で見ました!
http://www.azmax-pro.co.jp/kaeru.html
近年の脳科学の進歩の中で、fMRIやNIRSの役割は測りしれませんが、これらの技術で調べることができるのは、脳の局所的な血流変化で、それは神経活動の「結果」を見ていると、多分、ほぼ全ての脳科学者は思っていたはずです。しかし、なんと!実は逆かもしれないとNature誌の記事。驚きでした。
Brain imaging measures more than we think
http://www.nature.com/news/2009/090121/full/news.2009.48.html
熊大内の保育園の父母会主催の、徳島大学教授佐野勝徳先生の講演会を聞いてきました。面白かったし、勉強になりました。佐野先生は30年ほど前にお子さんを保育園に入れて以来、保育園のサポーターとして研究面からのバックアップをされてきて、最近では、徳島大学のあゆみ保育園をNPO法人にしたそうです。学内保育園を民営化する大学も多い中、熊大も徳島に学んで、4月からは、こばと保育園が大学直営!になるそうです。素晴らしい。
佐野先生の講演内容、簡単にはまとめ切れませんが、少子化の中での保育園の重要性、早期教育の問題点、生活リズムの重要性の3点が印象的でした。
インフルエンザb型菌に対するワクチンが、ようやく認可されました。![]()
欧米に比べて20年?30年?遅れましたが、このワクチンの導入に尽力を続けてきた方たち、たとえば、細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会とか、その応援を続けてきた武内一先生(耳原総合病院小児科部長)とかの活動の成果かと思います。今後、安全に大過なく広く使われ育ってくれると良いと思います。
小児科医の間では、添付の注射器が使いにくいなどの話題も出ていましたが、このワクチンは不活化ワクチンですから安全性は高いです。しかし、そのため、確実な免疫をつけるためには数回の接種が必要で、現状では自己負担が大きいことが最大の問題です。今後は、鹿児島市のような公費助成制度が広がることを期待します。
昨年は、「文系」の哲学・倫理学分野で、翻訳書を出版できて、少し貢献ができたことが、自分としては良かったのですが、今年は本業の成果をきちんと形にする年としたいと思います。
また、今年は、上の子が大学受験、うまくいけば4月には家から旅立ちます。というわけで、4人そろった写真の年賀状を送るのは、多分最後です。
ニューロエシックスの課題の中で、最も重要なことの一つが、12月11日号のNature誌で話題になっていました。全文が、誰でもPDFで読めます。また、私は記事が発表された日に、偶然アメリカにいましたが、テレビの朝のニュースでも取り上げていたので、反響も影響も大きいと思います。
Towards responsible use of cognitive-enhancing drugs by the healthy
Nature , | doi:10.1038/456702a; Published online 7 December 2008
Henry Greely, Barbara Sahakian, John Harris, Ronald C. Kessler, Michael Gazzaniga, Philip Campbell & Martha J. Farah
お正月も近いので・・・お遊びに、こねたまエントリーをしてみます。
コネタマ参加中: あなたはイヌ派、それともネコ派?
ぼくは、派閥を問われれば(笑)、イヌ派になるんでしょうね・・・
これまでネコを飼ったことがなく、今もイヌの飼い主ですから。
やっぱ、何があっても、けなげにしっぽを振ってくれる「癒し系」
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